布ぞうり&風呂敷ワークショップin 吹田市役所ロビー布ぞうり 
日 時 平成22年10月20日(水)10時〜16時
場 所 吹田市役所 ロビー
内 容 布ぞうりと風呂敷の包み方  
            市民研究員  辻千代子    市民研究ニュース22年12月号再掲載
 今年9月上旬に市役所ロビーで「市民研究員募集展」があり、展示を見学に来られた阪口市長から「もっとわかり易く千里リサイクルプラザをアピールできないかな?」と宿題をいただきました。その宿題に応えるためプロジェクト内で話し合い、市役所ロビーで「布ぞうりの作り方」と「風呂敷の包み方」の展示&ワークショップをしようということになりました。
市役所ロビーにて布ぞうり作りの様子 市役所には市役所に用のある方しか来ないというのが普通ですので、そのような場所でも興味関心をもって参加していただけるようにと、柔らかい雰囲気で始めることをモットーとしました。
 まず私たちが明るい色彩の布ぞうりを編み始めました。すると、女性の方や男性の方が集まってきてくれました。「いかがですか?ぞうり編んでみませんか?」と話しかけると「小さい頃、自分のぞうりは自分で作っていたんですよ」と言われる年配の方がいたり、「この風呂敷で作る買い物袋はどんなふうに結ぶのですか」と尋ねられた方に結び方をお教えすると「あら、簡単なんですね。これなら家にある風呂敷や使わなくなったスカーフでもできますね。早速使ってみます」と喜んでくれる方がいたり、うれしいお話が聴けました。
 こんなふうにして、参加者との出会いを楽しむとともに、市民と私達の境界線を緩
 
 
 
めることができました。皆さんが安心して話せて、できるだけ本音で語り合える場にしたいと思っていたことが実現しました。「できることから始めませんか」「レジ袋を持たないように風呂敷でお買い物しましょう」そんな話にどの方もうなずいてくれとても嬉しく感じました。
  市役所ロビーでの展示の様子
 午後からは主担の内田先生が来られ、また阪口市長も立ち寄ってくれました。「布ぞうりは体に優しいですなぁ」「ペットボトルはこんな包み方をしたらおしゃれでよろしいですなぁ」と地球温暖化のことや、ごみとして出さない工夫を学び、みんながごみ減量してくれることが望ましいと市長は話してくれました。
 最後に布ぞうりを編みに来られた95歳の方は、布ぞうりをとても喜ばれ私達がほっこりとした気持ちになりました。なかには高齢者施設の方も「布ぞうりの作り方講座を出前してもらえますか?」と尋ねられ、千里リサイクルプラザの電話番号を控えて帰られました。
 また一つ新しい活動の形を生み出せたことをプロジェ市役所ロビーに市長さん、内田先生クト全員とてもうれしく思いました。

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