小・中学校で行われている環境学習に係る授業やクラブ活動に対して市民研究員を派遣し、支援します。支援内容は、草木染め、廃品利用の手作りおもちゃ、紙すき、水の話、ごみの12種分別、ふろしきの包み方、エコゲーム、布小物つくりを中心とした、8個のプログラムがあります。
この体験学習を通して、児童・生徒が環境学習で身に付けた科学的な認識がより確かなものとなり、地球環境問題やごみの減量についての実践力を養うことができるように支援を行います。
また、留守家庭・育成室の児童のための環境学習の場として、資源のリサイクルについて体験学習ができる工作教室等を開催し、支援します。
平成29年度 環境学習支援プログラム
プログラム名 |
内 容 |
1.廃品利用の 手作りおもちゃ |
紙パック等の廃材を利用して、おもちゃを作ります。おもちゃを作る面白さ、作ったおもちゃで遊ぶ楽しさを通して、ごみの減量化、リデュース、リユース、リサイクルの大切さを学びます。おもちゃは約20種類あり、季節に合ったおもちゃもあります。 |
2.紙 す き |
紙パックのパルプで、世界にひとつしかないすばらしいはがきを作ります。 年賀用・暑中見舞用・クリスマスカードなど、ご希望のバージョンを用意しています。 また、はがきを作りながら、リサイクル・リユース・リデュースのごみ減量の方法も知ることができます。 |
3.水 の 話 |
私たちは水なしでは生きていけません。水は大切な資源です。水の大循環、小循環、湧き水、水道水のことなど、水の恵みに感謝する話をしています。 ご希望により、水の汚れがわかる実験を体験いただくことや、吹田の水道水と天然水の味比べを体験していただくこともできます。 |
4.ごみの12種分別 -ごみの分別は できていますか-
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使用済み容器の正しい拠点回収ボックス(店頭回収ボックスも含む)へ投入する際のマナーを参加型で、それぞれの容器を提示しながら注意点を教える。また、12種分別を正しく行ってもらって、ごみの減量と、リサイクル率の向上に繋がることを体験してもらいます。 使用済み容器の種類・・・ペットボトル・牛乳パック・卵パック・レジ袋 トレー(白色。色つき、透明) |
5.ふろしきの包み方 |
ふろしきやバンダナなどで包み方を体験しましょう。難しいようですが学べば実は簡単にできます。 一枚のふろしきがいろいろなアレンジを楽しみ、現代風に使えるマイバックになったり、ペットボトル包みなど、知って得するふろしきの包み方を児童と一緒に考えましょう。学習の後半では児童自身にも考えてもらい、声を出して発表したり、こちらからのアドバイスを聞いてもらったりして、コミュニケーションをとります。ふろしきの学びと共に発表の場があり一石二鳥なところがあるのでおもしろい学習です。 |
6.エコゲーム |
地球温暖化などで、今地球は泣いています。 私たちの身近な行動次第で、地球の環境が良くもなり、悪くもなります。 このエコゲームで私たちのエコな暮らし方を考えます。 |
7.電気の話 |
私たち自身で電気を選べる時代になりました。石油?石炭?太陽光?水?風?などなど、8種類の発電方法を説明します。 電気の作られ方を知りながら、環境との関連を考えます。 |
8.エコなお買い物 ゲーム |
環境に優しく賢いお買い物をするには、どのようなことに気を付けたらよいのかを、ゲームをしながら楽しく学び、実生活に活かせるように指導します。 ゲームの内容は、3,000円の予算でカレーの材料(4人分)、デザートの果物、台所用洗剤、トイレットペーパー、お菓子を買ってもらい採点します。 採点のポイントは、「地産地消の物、旬の果物、過剰包装でないもの、リサイクル商品を選んでいるか?」で採点し、ポイント数の多いチームが「エコなお買い物」が出来たということになります。 |