“段ボール箱の中で生ゴミが消えてい
く!の新聞の切抜きをしたのが数年前の
こと。しかし中々実行できずにいました。
そんな折、又、新聞に記事が載ったので
す。
今がチャンスと腐葉土、ぬか、段ボー
ル箱をそろえていよいよスタートです。
「床」にぬかをまぶした生ゴミを埋め、次
の日箱をあけると中は温かく、湯気が立
っています。ある時は雪が積もった様に
白い菌が生えています。生ゴミは消えて
無くなっています。やり始めると“コー
ヒーのかす”“茶ガラ”ティバックの中身
まで取り出し少しでも生ゴミとして捨て
るのがもったいなくなります。
無精者の私が毎日楽しく生ゴミの処理
が出来るのです。段ボール箱を置く広さ
があれば団地のベランダでも簡単に出来
ます。発酵臭はしても異臭はせず、1ヶ月
続けても箱から溢れないのです。
地球温暖化が問題になっています。私
達に何が出来るのかと思った時、少しで
も役に立つかしら・・。又、吹田市でも
ゴミの減量は大きな問題になっています。
ゴミ焼却場を大型にする計画もあります。
生ゴミを出さなければ、家庭ゴミは本当
に少なくなります。
感動の体験を私の廻りの人に伝えて、
生ごみ処理の仲間の輪を広めています。
【作り方】
用意する物
◎ 段ボール箱 2個(何でも可、ミカン
箱サイズが適当)
◎ 新聞み紙 2日分位
◎ 腐葉土(大体5キロ)米ぬか(3キロ)
◎ ガムテープ、スコップ、古バケツ
作り方
○段ボールを2つ重ねて、1つの箱にし
ます。
○2日分の新聞紙を箱の中に、丁寧にし
きます。
○その箱に腐葉土とぬかを混ぜて箱に入
れる(これを床とする)。
○ 生ゴミを切り(小さいほど早く処理
される)、ボールの中に入れ、ぬかを入
れ混ぜ、まんべんなくまぶす。
○腐葉土の中にくぼみを作り、その中に
入れて馴染ませる。
○立ち上がっている新聞紙を折りかぶせ、
足りない時は別にかぶせたり、段ボー
ルの折れている部分をふたにする。
気をつけて!
▲完全密閉すると発酵した熱気が逃げら
れず、水分が溜まってカビてくる。
▲もしカビてしまったら丁寧にほぐして
少し乾かす。
▲ 水分が足りないと発酵しにくい。床と
ゴミと適当な水分が必要。カラカラにな
ったら、霧吹きかじょうろ等で水分を補
ってあげましょう。
▲ 2〜3ヶ月毎に段ボールを取り替えま
しょう。
△私の場合、場所がないので半年~1年
位してから、プランター
に土を入れて植物を育
てています。
△使った土は又生ゴミ用
として再活用してい
ます。
△買ったものの賞味期限
が過ぎてしまったヮ
という物も微生物が
しっかり処理してく
れるのも多いです。
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藤白台 霜竹節子