－市民研究ニュース－透明トレー回収(ＰＲと状況調査)

＜調査活動＞
　３カ所のリサイクルボックスで回収したもの各１袋を開封調査しました。結果は下記表の通りです。午前１１時から３時間余りで集まったもので、回収量は少な目でしたが、前回調査時と比べ、明らかに色付の透明容器、汚れているものが減りました。
　しかし、シールを貼ったままのものがたくさん混入していました。また、特に同じ透明容器ですがＰＥＴ素材のものが約２９.７％混入しており、分別の難しさを感じました。

　透明トレーのリサイクルについて、ボードにシールを貼って頂く調査を行いました。アンケートと違い、手軽で気軽に参加できるので用意した180枚のシールが1時間半程度で全てなくなりました。結果は、透明トレーのリサイクルが、「できると思う」 147枚　「できないと思う」31枚と、リサイクルできると考えた人が多かったです。しかし、実際に「いつも透明トレーはどうしていますか？」と尋ねると、ほとんどの方は「捨てている」「イズミヤ千里丘店で回収していることを知らなかった」との答えでした。中には、透明トレーの回収をよくご存知で、「いつも回収ボックスに持ってきている」という方や、「もって来ているけど、シールの部分をきることは知らなかった」という方がおられました。大阪府下で唯一のＰＳ透明トレーの回収場所です。これからも地道にＰＲを続けていくことが大切だと感じました。

　イズミヤ千里丘店での透明PSトレー回収が昨年4月に開始して1年2カ月が経過しました。
昨年の5月に引き続き、消費者へのPR活動と回収状況の調査をしました。
＜PR活動＞

	１階駐輪場	１階駐車場	３階駐車場	小計	全量に対する比率　％
駐車量	１．０ｋｇ	３．３Ｋｇ	０．８ｋｇ	５．１ｋｇ	全量に対する比率　％
ＰＳ　色柄付	４	１０	１	１５	２．９
ＰＳ　汚れ	３	０	０	３	０．６
ＰＳ　シール付	１８	４７	9	７４	１４．０
ＰＥＴ	３３	１０９	１４	１５６	２９．７
ＰＰ	７	２２	６	３５	６．７
表示なし	１１	６４	３	７８	１４．８

	１階駐輪場	１階駐車場	３階駐車場	小計	％
適品	２０	１１０	３５	１６５	３１．４
不適品１	２５	５７	１０	９２	１７．５
不適品２	５１	１９５	２３	２６９	５１．１
計	９６	３６２	６８	５２６	１００．０