本年度の市民研究員の活動 所長 福井俊介 3月25日に開催された評議員会・理事会で本年度の市民研究員の活動は下記のように承認されました。 市民研究員が、生活者の視点で自ら社会実験や実践活動を伴う研究・調査活動を行い、その成果を ごみの減量とリサイクルの啓発に生かします。 本年度より活動内容を明確にするため、予め期間、 目的、成果を設定したプロジェクト制に移行します。 |
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プ ロ ジ ェ ク ト 名 | テ ー マ ・ 活 動 内 容 |
リユース容器システム構築 | 「イベントにおけるごみ減量システム、特にリユースシステムの確立」 環境省に働きかけて「リユース食器倶楽部」の関西の拠点作りを研究するとと もに、リユース食器貸し出しのネットワーク化を計る。 |
染色活動講座 | 「環境にやさしい染色講座」 そのままであればごみとして捨ててしまうものや、環境にやさしい洗剤・媒洗 液を使って、暮らしの中に彩りを添える作品を作り、物の大切さを体験を通し て学ぶプログラムを作成する。 |
吹田のイベントのごみを減 らそう |
「吹田市内全域で行われるイベントにおいて排出されるごみの分別の徹底と、 リユース食器、食器持参によるごみ減量」 アジェンダ21吹田の“イベントのごみ減量をめざせ!”プロジェクトとの協働で 進め、全市展開を促進すると共に、マイ食器持参のイベントの実現を目指す。 |
万博周辺道路の環境清 掃及び散在ごみ調査 |
「実行委員会を確立して、周辺住民・企業の環境への関心を高める」 市民・事業者・行政が当事者意識をもって参加し啓発活動の成果を挙げるた めに 実行委員会を立ち上げて万博周辺道路の清掃及びごみ調査を行うこと を目指す。 |
花と堆肥 | 「落ち葉及び剪定枝の堆肥化」 落ち葉、剪定枝の堆肥化を実際に実験して、ごみ減量を促す。 |
古紙回収実態調査 | 「ごみ減量を進めるために、紙ごみを再資源として回収する」 燃焼ごみとして出されることが多い紙容器や封筒などは、集団回収や資源ご みとして出されるよう自らの実験を通じて啓発を進め、減量を促進する。 |
手作りおもちゃと環境学習 | 「よく遊び、よく学び、そして実践」 廃品利用ならびに伝承おもちゃ作りにより子供たちにリサイクルの大切さを実 感させると共に、この輪を広げるために指導者の養成を計る。 また、環境川柳かるたの普及にも努める。 |
エコ体験 | 「エコ体験を通じて持続可能な社会形成をめざす」 紙すき体験やエコクッキングを通してごみ減量の方法を具体的に啓発する。 また、水の大切さと汚れた家庭排水を出さない意識の向上を紙すきや水の話 を通して啓発する。 |
研究所を元気にする | 「コンペ導入のための調査・研究」 研究所のプロジェクトの活動を活性化するため、各地・各団体の取り組みを調 査する。コンペ導入に際しても十分に耐えうるレベルの公平で客観的な評価 基準づくりなどを目指す。 |
環境にいいお店を作り隊 | 「スーパー探検隊をきっかけとした、市民と事業者の自立的な協働を支援する」
北千里地区をパイロット地区として、今後継続的にスーパーと消費者が連携 できる場作りを行い、1年間サポートする。また、将来の消費者である子どもを 対象に、学校へ「スーパー探検隊」を実施できるよう働きかける。 |
その他 | 新研究員の自発的なプロジェクトを立ち上げるための受け皿を用意する。 |
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