吹田市のごみの現状やごみの処理方法について理解を深めていただくために、毎年、市と千里リサイクルプラザは共催で環境問題基礎講座(月1回、4ヶ月連続)を開催しています。今年度も昨年度に引き続き、平成17年10月から平成18年1月までの4か月を、吹田市廃棄物減量等推進員を対象に「ごみ問題研修会」として開催しました。講師には千里リサイクルプラザ主担研究員の西村隆宏先生を迎えました。ご参加いただきました推進員さんからは様々なご意見・ご感想をいただきましたので紹介します。

 (財)千里リサイクルプラザの紹介、工房見学を行った第1回講座では、「くるくるプラザという名称は知っていたが、その中で行われている内容や、歴史的流れは知らなかったので勉強になった」や、「このような施設をもっと市民の皆さんに見学していただけるよう声かけしてほしい」というご意見が寄せられました。
 第2回講座では破砕選別工場を見学し、「実際に手で選別されているのを目の当たりにして驚いた。一人ひとりが意識を高める必要があると痛感」というご意見や、「これからは今まで以上に5種分別をきっちりやろうと思った」というご感想をいただきました。実際に見聞きしたことで、ごみの分別の意識をさらに高めたのではないかと思います。
 破砕選別工場
       破砕選別工場

☆無改行流し込み仕様です、印刷版の改行位置を100%再現していません。中サイズを標準とします。ページ設定余白5mm。
 第3回講座では北工場を見学。「1人でもたくさんの人が見学できれば意識が高まり、ごみ減量効果があるのでは」、「家庭ごみを削減するには個人、マンション、地区ごとに良く考える必要性を認識」というご意見をいただきました。
 左旧焼却工場(煙突のみ) 右現焼却工場
左旧焼却工場(煙突のみ) 右現焼却工場
  そして最後の第4回講座。吹田のごみ事情と北工場の建て替えについての説明を受け、「推進員になって何もわからず1年が過ぎようとしているが、この講座に参加して吹田のごみ事情についてよくわかった」、「基本的なことから学ぶことができた。地域に持ち帰り是非広げていきたい」という心強いご意見をいただくことができました。
 ご存知のとおり、ごみ減量・再資源化は行政の施策だけでは限界があります。
 今回の講座が、市民自らが市民を啓発するという推進員制度のさらなる活性化、ならびに参加してくださった方々が地域で活躍できる一助になれば幸いです。
 旧焼却工場は現在解体中です最後の煙突のみ残っております
旧焼却工場は現在解体中です最後の煙突のみ残っております  P4  目次に戻る

ごみ問題研修会(環境問題基礎講座V)を終えて 吹田市減量推進課