私は子供の頃から手を動かし、物を作る事が 好きです。そんな私が、ふと、ボランティア 活動ってどんなことだろう?ボランティア を通して、社会と関われる事とは何だろう? そう考えていた時、市報で「手作りおもちゃ 講師養成講座」の記事を目にしました。 自分を生かし、お手伝いが出来るなら、、と 私は一人でしたが、思い切って申し込みました。 (人生の大先輩でもある)講師の方々は、 暖かく指導して下さり、私は前向きに講座で 学ぶことが出来ました。 ボランティアとして初めて、くるくるセール のお手伝いの日、教わったことを自分の中で 思い出しながら臨みました。 私は普段から子供に慣れ親しんでいるという 訳でもない為、かなり緊張していました。 一日を終え得た感想は「参加してよかった!」 の一言に尽きます。 初めは、あまり笑わない子供たちに正直戸惑い と疑問を感じました。 時間と回数を重ね、様々な子供たちに接してい くうちに、私自身、少しずつ感じ方も変わって きました。 子供たちの喜びの表現に個人差はあっても、 ここへやってきた一瞬は目の前の材料(牛乳 の空きパックや使用済みの割り箸etc)と 格闘し、完成の瞬間には笑みがこぼれます。 「現代っ子と言っても、やっぱり嬉しいんだ」 と、こちらまで暖かい気持ちになりました。 |
市民研究員となり、早、半年が過ぎようとして います。プロジェクトとして子供たちに、 手で作るおもちゃを伝える度に発見と喜びが あります。私が一番、心動かされた事は主役で ある子供たちの眼差しです。 社会と関わること、と考え私が動いて得た事は、 子供たちに手作りおもちゃの楽しさ、大切さ、 感謝などを伝えるお手伝いということで、逆に 自分の方が教わることが多かったという事です。 「人の為とは、自分の為に成る事」と実感し、 理解できるようになりました。 そして人生の大先輩でもある、市民研究員の 方々の活気ある好奇心旺盛なお姿に、とても刺 激を受けております。先輩方のお話の数々には 生活を楽しむ知恵とアイデアが一杯です! こういった事柄は、私にとってはお金には 替えられない貴重な財産になりそうです。 これからもこの知恵とアイデアと感謝の気持ち を、ひとつづつ息長く(粋な、学)続けていけ たらいいなぁ、と今は考えております。 今年一年、たくさんの発見をして日々成長 出来るように頑張ろうと思います。 (市民研究員・則武由美子) P6 目次に戻る ☆この原稿は改行位置に 意匠があり、改行位置再現文字固定式です。 印刷時ページ設定5mmです。印刷プレビーで大きく見れます。 |