10月17日に市民会館で、上記のプラザ主 催講座が約100名の市民が参加して開催さ れました。 関西大学 社会情報学部の久保田教授から、 [地球規模で考える環境学習]〜アジアの 国々と私たちの係わり〜のテーマで講演があ りました。 あと同ゼミ の4名の学 生が、フィリ ッピンの夏 期研修旅行 のマニラ市 の「ゴミ捨て場」状況の説明がありました。 後半は、小グループに分かれて、コミュニケーション の仕方の実習が行われました。 以下先生の講演の要旨です。 1.この夏アジア、中東を見てきたが、日本との 係わりが大きいことを感じた。 2.「ロパス」 Lifestyle of health and sustainability 自分や他人の身体に悪影響を与えないか、 地球環境にとってマイナスにならないかなど、 健康と地球環境の面からライフスタイルを 考えて行くこと。 3.地球環境問題は、 (イ)理解の難しさがある。<因果関係が複雑 である> (ロ)専門家の限界<分野が多面にわたる> (ハ)問題は私たちの生活そのものである。 4.問題化している環境問題 (イ)地球温暖化。(ロ)オゾン層破壊。 (ハ)酸性雨。(ニ)熱帯林減少。(ホ)砂漠化。 (ヘ)生物種減少。(ト)海洋汚染などである。 5.「環境」「を学習」することとは、より深く知りた い、改善したいと云う気持ちからわきおこる 自発的な行動。「知りたい」と興味を持った 問題にたいしての行動が大切である。 |
環 境 問 題 講 演 会 [地球規模で考える環境学習] |
<報告 元気Pro 森> |
講師:久保田 賢一先生 (関西大学教授) |
6.温暖化、オゾン層など問題が大きすぎます が、先ず自分で出来ることから着実に進め ましょう。 =コミュニケーションの仕方の実習= 後半の約1時間は、4名ずつのグループに分 かれて、環境について出された5つのテーマ の重要度の順番を、話し合いをしてグループ としてまとめるものでしたが、それぞれの意見 があって、一つにまとまらないグループが大半 でした。 =講演会に参加して= 地球温暖化による影響で、目に見える変化 は数十年・数百年と遅れて起こります。 今大きな変化がないからといって、影響は大し たことがないと思っていると、いずれ取り返しの つかない変化が生じることになると警告されて います。 ある講演会での話 しでは、地球規 模での破滅のス トーリーとして ◆海洋循環速度の 遅延化による、気 候の温暖化加速 (気候の激変) Processed by National Institute of Informatics↑ ◆深海のメタンハイドレードの噴出による、温 暖化加速 (予測は出来ないが地球が灼熱地獄に向う。) ◆現在の排出レベルを60%下げても、今後 1000年は気温の上昇が進む。 などの学説が紹介され、今までの認識の甘 さを反省しました。 <気がついたときには手遅れ!にならないよう に着実に出来ることから実行を! 地球を大切に>です。 P7 11月に戻る TOPに戻る ☆文字固定式 ページ設定余白5mmです。 |
しみけんニュース No156 |
千里リサイクルプラザ 主催 |