11月11日、私たちの仲間、菅原節子さんが永眠されました。あまりにも突然の死去であり、いまだ信じられません。またいつものように、プラザや市役所で、にこやかな笑顔とともに「どう元気にしてる?」って声をかけてくださるような気がしてなりません。 心よりご冥福をお祈りいたします。 |
菅原さんはエコ体験研究プロジェクトの代表として、紙すき、エコクッキング、水の話など、精力的に活動を続けられてきました。 学校や公民館などへの出前講座やプラザでの講座を通して、子どもたちはもちろん大人たちにも環境を大切にする心を伝える活動を行い、千里リサイクルプラザ研究所を市民の皆さんに広く知らせる役割も果たしていただきました。 |
また、菅原さんは市民研究員としての活動だけではなく、「吹田市水環境をよくする会」のアドバイザーとして、廃油からの石鹸作りや、合成洗剤を使わない石鹸での洗濯などの講師を務め、吹田市立男女共同参画センターなど、さまざまな場所で活躍されてきました。 さて、みなさん、くるくるプラザ正面入り口の花壇とミルキーウェイの樹のお話ご存知ですか? 菅原さんは市民研究員になる前から「パック連」で、牛乳パック回収・リサイクル活動をされていました。くるくるプラザができるとき、牛乳パックをリサイクル業者に販売して貯めていたお金を「プラザのために有効に使ってください」と寄付されたそうです。そのお金で花壇をつくりミルキーウェイを植えたとのことです。今度、みなさんがくるくるプラザに来られたときに、正面玄関に続くゆるやかな坂を上りながら、左側の花壇に咲くノジギクやシバザクラ、ミルキーウェイを見てください。 菅原さんのやさしい、ものを大切にする気持ちがきっと伝わってくると思います。 (文責 池渕佐知子・辻千代子) P6 12月目次に戻る TOPに戻る |