循環型社会の構築とごみ減量など、21世紀の地球環境のあり方について、企業として何が出来るのか、市民としてどうあるべきかを考えるセミナーが、吹田市商工会議所工業部会のご協力を得て、開催されました。 当日はセミナーに先立って工業部会の皆様のプラザ及び破砕選別工場、北工場の見学会が実施されましたが、ごみ処理やリサイクルの現場を実地体験することは、環境問題を身近な問題として考えるとき、大変重要なことではないでしょうか。 |
化などの環境破壊を防ぐ環境マネジメントを、社会の仕組みとして位置づけ、とりわけ中小企業にどのように普及させるかを考えることの重要性を示唆されました。その意味で企業がISO14001やエコアクション21の認証を得ることは、現在はかなり高額な費用がかかるが(ISO100万〜300万円・エコ40万円)、いずれは認証を得ないと社会的に評価されなくなるとのご指摘は、企業、市民両者にとって貴重なものと考えていいでしょう。 最後に参加企業の方々から「CSRに対するレスポンスが余りない、世の中は評価してないのではないか。」「排ガスなどを考えると、自動車の共有化(レンタル化)も考えるなど、小さな部分で手をつないで乗り切る方法を考える。」というような自企業の状況報告、感想が発表され、フォーラムは終了しました。 P3 1月号に戻る TOPに戻る |
企業環境セミナー実施内容 ○日時 平成18年11月22日(水) 午後3時30分〜4時30分 ○場所 資源リサイクルセンター講義室 ○講師 土屋 正春 先生 滋賀県立大学理事 プラザ主担研究員 ○演題 「環境に優しい企業・市民とは 〜企業の社会的責任と市民のあり方」 ○参加者 47名 |
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最初に土屋先生から提示された数点のグラフから、水や大気の汚染、地球の温暖 |