ごみ問題市民講座
1月23日(火)吹田市民会館で
ふろしき研究会代表の森田知都子氏
の講演がありました。
ふろしきの語源
室町時代(足利義満)が大湯殿で、武将
たちの脱いだ衣類を間違えないように家
紋入りの袱紗や平包み、湯上がりにはこの
上で身繕いをしたことに始まると伝えら
れています。
昭和40年頃までは、結納、婚礼の儀式
と深く関わり、嫁入り道具を包んだり、嫁
ぐ娘に持参させるという風習が受け継が
れていました。どこの家でも2,3枚は持
っておられると思います。が、そのふろし
きはタンスに眠っていませんか。
ふろしきは荷物を運ぶ物
近年、紙袋やビニール袋の普及によって
忘れられるようになりました。
レジ袋は原油から作られています。レジ袋
は1回の買い物に使った後は、殆どごみと
して捨てられてしまいます。もったいない
ことです。また、ごみとして処分したり、
リサイクルするのには費用がかかります。
けれど、ふろしきは何回も利用できます。
1年以上使えるでしょう。
環境にやさしいエコライフにもつながりそ
うですね。
素 材 絹 木綿 ポリエステル、縮緬
サイズ 大きさはさまざまありますが,
約71×68センチの物が利用
価値が高いでしょう。
柄は日本古来の文様やおしゃれな小紋や格
子などがあります。
結び方 丸結びと真結び
形の異なった物(箱、瓶、すいかのような
丸い物)の包み方を教えていただきました。
また、ふろしきは広げれば1枚の布です。
バック(袋もの)、帽子、インテリア小物に
も変身する。つまり多機能なすぐれものだ
と知りました。
講座をうけて、ふろしきを見直しました。
私も、タンスの引き出しから引っ張り出し
てどんどん活用したいと思いました。
豆知識
ふろしきは、耳の側が左右で、縫ってあ
る側が上下です。でも近年は四方を縫った
ものが多く市販されています。
市民研究員 打越 明美
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