千里 竹の会 を探訪して
                                 染色講座活動プロジェクト
  日 時 :2007年8月4日(土)午後           
  場 所 :北千里高等学校
  目 的 :バイセン液のできる工程:物の循環について
  参加者 :笠井、間嶋、水谷、辻

 私達が4月に染色の手ほどきを行い知り合った万博推進大学との交流をしたいと以前から念願していましたが、プロジェクトのメンバーの一人が、「千里竹の会」におられる同大学の方に取材をお願いしました。染色には欠かせないバイセン液の中に竹酢液があり、そのできる工程を知りたいと思ってたので、この目で確かめたく、探訪となりました。
登り窯。 仕上がり。
 吹田・豊中にまたがる竹林に興味を感じ訪問、北千里高校の一角に釜がありました。
 校庭の小高い丘を利用した、風情のある登り窯の中から竹のいぶしのいい香りとモクモクたちこめる煙が昔懐かしい光景を思い起こしてくれました。
 たくさんの材料の竹(30〜40cmの長さに輪切りしたもの140kg〜150kg)を時間をかけ釜内温度を徐々に上げて竹炭を焼き上げていくそうです。そのとき煙と同時に出てくる液を蒸留装置に入れ数日間蒸留により竹酢液が出来上がります。竹酢液の蒸留精製や採取方法が分りました。
 蒸留装置は市販の物でなく、「会」の方が独自にドラム缶で作られました。
 出来上がりを厳しくチェック


 今後竹酢液を使い染色にチャレンジ?少し心配です。
 真夏の炎天下の中大変な作業をされている姿に感動しました。又、竹酢液は市販で購入すると結構高いと聞き、大切に使わせていただかねばという思いで帰宅しました。
 P6
   9月に戻る  TOPに戻る


下に写真の中央拡大写真を掲載します。