教室からの発信
2月2日(土)、第9回環境学習発表会が行われました。発表参加校6校と、例年に比べて少なかったのですが、環境問題を大きく捉える調べ学習もあり、なかなか熱のこもった発表会でした。また、16校260点におよぶ資料展示も変化に富み、楽しいものでした。
来年度で10回目を迎えるこの発表会の歩みを振り返って、今後の発展への踏み台にしたいと思います。
第1回は平成12年2月5日(土)、6小学校・1中学校計7校の参加を得て行われました。この1年間に、平素の授業の中で調べ発表された学習を教室の壁をはずして、広く交流しあうという趣旨が賛同を得られたのでしょうか、大変熱のこもったものとなりました。
小学校では社会科でごみの処理が単元として取り上げられている4年生を中心に、総合的な学習の一環として高学年の参加の多いなか、第2回の山二小1年生の群読「はっぱのフレデイー」、第8回の佐竹台小2年生の「緑のカーテンにとりくんで」が大きな拍手を浴びました。
授業時間数の関係で環境問題に取
エコ・キッズP(宮地)
り組むのが大変難しい中学校でも、のべ8校が発表してくれました。総合的な学習として地域の美化活動やビオトープ作り、世界の環境問題、プラザ研究員の指導を受けた環境カルタ作りなど、中学生らしいユニークな取り組みが発表されました。
当初、吹田市内の小中学生の学習発表の場と考えられていたこの発表会に、第5回から高校生が加わりました。北千里高校科学部の地域と密着した竹炭作り、プランクトン調べや水の浄化、千里高校の地域交流活動など、小中学生を楽しませながらさすが高校生と感心させてくれました。
9回の発表会をみて、子ども達の学習能力の高さと環境問題に対する鋭敏で新鮮な感覚に、プラザ研究所として学ぶべきところが多々あると感じました。
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