市民研究員 間嶋千津子 | ||
長年の夢だった〜幻想的なオーロラの世界を求めて〜フィンランド行きの念願が叶いました。 関西空港から9時間程でフィンランドの玄関口、ヘルシンキに到着です。その後オーロラを追って列車、バスで、北へ北へと北極圏に向かいます。ヘルシンキ〜タンペレ《2時間》 2日目 タンペレ〜ロバニエミ 7時間の列車の旅 ロバニエミは、サンタクロースの故郷・・しかし駅にはエレベ−ターが1基だけ。日本では当たり前の様にあるエスカレーターは何処にも見当たりません。雪深い国、滑り止めの砂を撒くのでエスカレーターは設置出来ないのだそうです。重たいスーツケースを階段で運んでヤットコサで乗車出来ました。 ロバニエミで最初のオーロラ観測です。暗闇を求めて川べりへと!!いきなりオーロラ出現、ぼんやりと緑色の光の帯が漂って、音もなく華麗に舞うオーロラに感動(−16度) サンタクロース村 3日目 ロバニエミ〜ルオスト 途中ソダンキュラにある観測所でオーロラについての講義を受けました。 オーロラとは何か 太陽から飛んでくる電気を帯びた粒子(プラズマ)が地球の磁力の勢力圏に入り、極地の大気と衝突し、その時のエネルギーが光となるのがオーロ |
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ラだそうです。オーロラは、地球周辺の宇宙空間で起きる〔放電現象〕で、原理は蛍光灯やネオンサインと同じということです。 オーロラ観測の条件 ・暗い《夜が長い時期》 ・寒い《−30度》 ・何も無い《人工の灯りの無いところ》 この日も日暮れを待って湖のほとりでオーロラ観測 〜極地探検幻想の世界〜 最北の地 光のカーテンショー 4日目、5日目 ルオスト〜サーセリカ 夜の観測に備え昼間はのんびりサウナや村の散策をし、スーパーマーケットで買い物。スーパーではレジ袋は貰えません。何と袋の大きさ別にバーコードがついて棚に並んでいました。値段も見る暇もなく、もちろん持参したマイバッグを使用しました。またホテルでの話で学校を挙げて不用品を週末に親子で楽しみながらリサイクルバザーをしているそうです。粗大ごみとして捨てる以外に、こういった処分の方法が日常的に根づいていることが、北欧の"環境問題を身近に考える社会システム"の一つです。 この旅で最北の地は朝から晴天、車で村の灯りを避けて山奥にオーロラハンティングに出発! 待つこと1時間。空一面のオーロラがあちこちでユラユラ。待ちに待ったカーテンオーロラです。−30度の極寒に耐え待ち続けた者への宇宙からの贈り物に乾杯。4夜連続の神秘のおりなす光のカーテンショーにトナカイのステーキで乾杯しました。 P6 4月に戻る TOPに戻る |