たまごプロジェクトの紹介と参加者募集 |
「もったいない食糧廃棄を考える会」 昨年から今年にかけて、食品のトラブルが多数起こりました。あらためて、日本 の食糧の問題が浮き彫りになりました。日本の食糧自給率が、2006年カロリー ベースで39%。食糧の約60%を輸入に頼っています。しかし今日本の家庭から 出される食品の生ごみが、1年間で約1,000万トンといわれています。いかにもっ たいない食品の廃棄があり、それが環境への影響がいかに大であるかを考察する必 要があると思われます。わが国の食糧自給の実態の把握、率向上の政策調査を行う と同時に、食品の廃棄の実態調査、リサイクルへの取り組み等を研究して行きたい と思います。身近な食品の問題を、皆様とともに考えませんか。 下村敬三 |
「家電リサイクルを考える会」 家電は、平成13年の「家電リサイクル法」の施行により、私たちはメーカーま かせの問題と考えがちですが、身近な問題として、もう少し関心を持ってもよいの ではと思います。たとえば、家電リサイクル法の現状と問題点を調べたり、対象4 品目(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機)以外はどうなっているのか調べたり、 まだ新しいのに解体・再資源化される「もったいない」中古家電のリユースについ て考えたり、またリサイクル費用の負担方法や不法投棄問題などなどいろいろテー マがあります。一緒に考えて、行動してみませんか。 山田英樹 |
「温暖化を考えようプロジェクト」 今年は洞爺湖サミットがあることから、連日TVでは温暖化を取り上げています。し かし、このニュースをお読みの皆さんはすでに「移動は自動車から自転車に」「夏のク ーラーは28Cに」など、実践されていることでしょう。日本において事業者の省エネ は石油危機以来十分進んでおり、最近の増加は家庭部門によるものです。 「ごみ減量には広く一般市民の参加が欠かせない」との視点から、この市民参加型の 研究所設立になったわけですが、温暖化も家庭部門が大きいとの点から、ごみと同様、 広く一般市民の参加と実践が望まれます。ただここでは、単に世情で言われている事 と同じ事を広報するのも必要ですが、日本の温暖化には世帯数の増加の要因が大きい といわれるように、社会や経済の構造にも視点を伸ばす必要があります。そういった 経済学を取り扱うのも「研究所」のあるべき姿の一つでしょう。 広く環境問題や社 会問題に関心のある方のご参加をお願いする次第です。 大垣 P6 5月に戻る TOPに戻る ☆HP上の余白設定5mm |