吹田産業フェア イベントのごみゼロ大作戦 08/5/10・11
   リサイクルステーション(1日目)雨のため来場者は少なかった。
 吹田産業フェアが5月10日(土)11日(日)市役所駐車場・メイシタターで開催されました。1日目は朝からあいにくの雨で、10時〜11時頃は、無料の花苗配布目当ての来場者が列をつくりにぎわいましたが、その後は来場者もまばらで、さみしい1日でした。2日目は天気も良く、一日中多くの来場者があり、二日間で、41,000人になったそうです。
 産業フェアで「イベントのごみゼロ作戦」を始めたのは、今から5年前の2003年からです。市産業労働室からごみ減量のため「ごみゼロ作戦」実施の依頼があり、提案書を作成し、実行委員会に説明に行きました。それから、事務局内で、具体的に実施するための話し合いを持ちました。私たちが提案したことは、@ごみ箱をすべて撤去すること A飲食場所に近いところか、目につき易い場所に回収のためのステーションを設置すること でした。しかしこの提案は主催者である推進協議会の了承が得られず、その年はごみ箱を例年通り置いたまま、目立たない奥の場所にステーションを設置して実施しました。
 今年は途中1年抜けたので5回目の実施ということになります。2回目からはステーションも現在の市役所駐輪場の場所に設置されました。またスタッフの弁当もごみにならないリユース容器の弁当になりました。2回目にはパエリアの試食用にリユース食器も利用されています。
 
 

   リサイクルステーション(2日目) 一日中来場者でにぎわいました。
 1回目に比べると試食の出展がなくなり、ごみとなる容器も減りましたが、昨年からごみ箱が全て撤去となりました。ごみ箱をなくすことに5年かかったことになります。出展者のごみも持ち帰りが定着し、やっと「ごみゼロ作戦」も受け入れられてきたようです。ただ残念なのは、リユース食器が使用されていないことです。
 また今年は、6月に開催される環境教育フェアで展示するため、出展者が回収した紙コップをもらい、ステーションで回収したものと合わせて軽く洗い乾燥させました。 (文責 大澤)
  環境教育フェアで展示するための紙コップ
   2日間のステーションでの回収品
(市民研究員 大澤 浩子)
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