環境問題基礎講座(第一回)を受講して
                                           市民研究員 米重 正宏
 市民研究員の新人として、環境問題基礎講座の受講の機会をいただき、本日(7月23日)1回目講座、プラザと工房見学を行いました。 今後8月〜11月にかけて4回、計5回に分け北工場見学等テーマ別に受講してまいります。
 本日の受講で、藤川研究所所長より'くるくるプラザ'の意義、役割、活動内容の紹介をいただき、改めて現状の日本のみならず世界中で取り組むべき、エコ、リサイクルの実践に向けた活動が私どもの吹田市においては、市民レベルまで浸透しつつ有る事を確信いたしました。
 また所長のお話しの中で、近畿2府4県に於ける新聞による環境調査で、市民が実践している事の60%以上が @ごみの分別、削減への取り組みAエコバッグの使用B電気、ガス、水道の節約 以上の3つに集約されるとの事ですが、まさに市民が自ら理解し行動が始まっている事の証ではないでしょうか?
 市民感情として、化石燃料等による地球温暖化への危惧、食料の低自給率による不安、輸入食料品への不安、要因は様々な事が考えられますがエコ、リサイクル、安全に向けたこの流れはもはや止める事は出来ません。
 まだ1回の受講ではありますが、一市民研究員として、担当プロジェクトを中心とした更なる活動の強化と市民の方々に対する啓蒙活動の重要性を実感させられました。
 また、これらの活動は行政単位で見てまいりますと取り組みに格差があり、市民、事業者、行政挙げて取り組みの拡大が求められて行くのではないでしょうか。吹田市民であると同時に大阪府民としての活動、
行動も今後求められるのではと思います。
 市民工房についても、まだまだ市民の方々にとって理解されていない部分が多々あるように思われてなりません。私のレベルだからかも分かりませんが、これだけの事をやりながら、市民の方々からの認知に関しては問題無いのでしょうか?更なる広報活動と出前講座等を通じての啓蒙活動が重要と思われます。
 今後の活動ポイントとしては、市民活動、イベントに於ける出前講座の実践は当然ですが、将来に向けての子供達の意識付は重要取り組み事項で、特に小学校での取り組みの強化を図る事が大切だと感じました。行政側ともより連携を強化、子供達には講義だけでは無く、実習、見学等も計画的に織り込み、現状の把握、理解と課題の共有を図る事も必要かと思います。
市民研究員による環境学習支援(授業)は時宜を得た活動だと思われます。
 市民研究員として、これからの循環型社会の構築、実践に向け、市民を中心に行政、事業者との連携を強化、より中身の濃い啓蒙活動を行って参る所存です。
 講座様子 40名もの受講者
 久しぶりの勉強で「楽しかった、プラザのことが
 良くわかった」の声が続々よせられました。


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