環境問題講演会『〜快適な暮らしは環境にやさしい〜』に参加して (千里ニュータウンFM放送叶ァ作部 小野 由紀子) |
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ごみを出さない「ものづくり」を目指し、ごみ減量化・再資源化を推進することを目的とし循環型社会を構築していくため様々な事業を展開されている財団法人千里リサイクルプラザ主催、恒例の「環境問題講演会」に参加した。 "暮らしのアドバイザー"前出英子氏の講演はとても身近な出来事が題材とされており、楽しみながら出来るエコ術を学ぶことが出来た。 「『快適な暮らし』はまず"物を捨てる、必要の無い物は処分する"」ということに初めは少し抵抗があったが、その根底には、"要らない物"の本来の活用法を見直し、改めて"要る物"として命を吹き込む知恵があった。例えば、「粗品のタオルをいつまでも『お客様用』なんて置いておくことこそ納屋の餌。お客様なんてそうそう来ません(笑)。雑巾サイズに裁断して油を処分する際に使用したり、ウェットティッシュ代わりに使用すると何回か繰り返し使えるので経済的。」、「使わない鍋やフライパンも出番が無ければ意味がない。使う物だけ何点か常備し、棚の中をスッキリ整頓。使用し |
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ない物は出番が来るようリサイクルショップやデイサービスセンターなどに寄付する。私が言う"捨てる"とは本当にその物を必要とされる人や場所に提供すること。」などの、環境にやさしく快適に暮らすための方法を随時紹介されていた。 このような話は各方面で耳にする事は多いが、実践する人は少ないと思う。わかっていてもなかなか取り組めないのが「環境問題」である。ごみを出すのも、増やすのも減らすのも、全て自分自身である。今回、講演会に参加して、まず出来ることから「やってみよう」という気持ちになった。何よりも「環境問題」に取り組むきっかけは"身近に出来る"ことが大前提なんだと再認識した。今後の「環境問題講演会」にも大いに期待します。
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