〜市民研究員研修講座を受講して〜 布deエコプロジェクトチーム 辻千代子 平成21年11月14日(土)秋晴れの日、年に3回行われる恒例の「研修講座」の2回目を受講致しました。1時間30分はアッという間に過ぎました。いつも楽しみにしている講座です。理由は毎回先生が変わり講座も市民研究員が出前や環境学習支援に行ったりするときに参考になり、又視野が広まり専門的なことがより深く知ることができることです。 |
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講師はプラザ研究所の主担研究員の椿原正道先生です。先生は吹田市内の小学校の校長先生を経て又、教育長を務められた方で熱意ある講義からも市民研究員に対して指導して行く教育態度には胸を打たれました。講義は「吹田市立幼稚園、小・中学校における環境に関する取り組み」と言う内容で、どのプロジェクトにも当てはまる基本的なことで、ほとんどがパワーポイントでの講義で解りやすかったです。市内の小学校・中学校がおこなっている環境取り組みの中ではどんなことが教育なのかをお話下さいました。ビオトープでは、生きているのは人間だけじゃないよということ(環境と生物の関係)とか、緑のカーテンでは、実際やってみて温度差があることの実感(植物との関係)とか、なるほどと受講してて熱くなりました。私が小学校に「環境学習支援」に行くと、稲をバケツに10個ぐらい植えてあり並べてくわいが植えてあったりするのを見ます。やはり農業を体験する敷地がない所は、そうして自然との触れあいをしているというのだと、合点が行きました。また学校によって取り組みが違い、給食の食べ残しを堆肥にしている所のお話や、校庭の芝生化をしている所での問題点も報告して頂き、市民研究員がなんとなく知っているようで知らないことばかりで |
した。特にプラザが支援している、プール清掃での「EM活性液」の活用は、使用している学校にはヤゴが生息するようになったり、清掃も楽に出来たりするなど利点があるので、これからも増えていくことを望むところです。もうひとつは、毎年2月前後
にプラザで行われる「環境学習発表会」〜広がれ環境の輪〜です。これは毎回観客席に座りますが、児童は短い時間で中身の濃い素晴らしい発表をしてくれます。まだ出席したことがない方はどうぞ参加して下さい。最後に教材の中にどれだけの環境事項があるのか国語教科書の内容を年代別に発表して下さいましたが、花植物が好きな私は「サクラ草とトラマルハナバチの関係」を聞いて、これも自然環境の繋がりが大切なことを感じました。私達が「環境学習支援」をしていることも、「本当にいいことなんだ」と胸を張ることの出来る講座でした。 P6 12月に戻る TOPに戻る |