地球温暖化に歯止めを(生ごみ堆肥・清掃活動) 市民研究員 長谷川武夫 |
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1.生ごみ堆肥を作ること地域の仲間と5年目 山三地区公民館の文化祭が10月31日・11月 1日に盛大に行われた。反省会があり料理を頂き, そこで出た生ごみを堆肥にすることにしました。 この堆肥は環境にやさしく化学肥料と違ってや りすぎで枯れる心配がなく、街で販売している腐 葉土と同じ感覚で使用できます。祭りで大量に出 る生ごみを何とかしたいと思い立ち、1回目は館 長に申し入れ許可を頂いたが、その時「臭いしま せんか?」と質問され、「臭いが出ないように研 究済みで大丈夫です」「それならいいです」と良 い返事を頂き、出来上がった堆肥は500gを袋 詰めし公民館の来館者で植木や花などを栽培さ れて居られる方に差し上げ5年目です。肥料不足 の葉の色が薄い感じの時に、この堆肥を与えると 2週間ぐらいで色が濃くなり嬉しいです。 堆肥作りの配合 腐葉土1K、 米ぬか500g 生ごみ600gで配合 1日に1回1週間混ぜる 混ぜ合わせた材料は土嚢袋に 入れ発酵を待ちます。1週間で材料は溶けて しまう。下の写真は生ごみを分別している。 大きな物は細かくする。 生ごみを分別しています |
2.プラザ周辺をきれいにする作業継続1人で5年目 5年前、プラザ職員と研究員でプラザ周辺を清掃 したのがきかっけで、この綺麗な状態を保ち拠点 をきれいにしたいと思いたち、週1回のペースで 清掃し2年半経ってごみも減り10日に1回、 現在は20日に1回になり、ごみも減りました。 万博外周から環状線に入る時、車からごみの「ポ イ捨て」行動を何度も見ました。ごみがあるとま たそこへ捨てるその繰り返しです。綺麗な状態に 保つことが大事ではないでしょうか。そんな思い で清掃を行い5年が経ちました。プラザの周りは 序々にきれいになってきました。 3.編集員・記 長谷川さんは春は良しとして も夏は炎天下の中を衣類が汗でびしょびしょに なって体に鞭打って作業をし、秋は落ち葉や行楽 びとで空き缶などが多くこれも大変、冬は木枯ら しピューピューの中を独りで黙々とやっておら れて何度かお見受けして「ご苦労さん」とお声か けすると、にこやかな笑顔で「僕は趣味でやって んねん・千代ちゃんきれいになったやろ」「ごみ も少なくなったから今度は落ち葉で堆肥を作る ことが出来ないか?研究を始めたよ。3.4ヶ月 は、かかると思う」と張り切っていました。 写真は腐葉土と米ぬか、落ち葉を混ぜ合わせてい るところですが、葉は硬い ので悪戦苦闘になりそうと 元気で語ってくれました。 また、地域で生ごみを 堆肥化することも温暖化 防止につながっています。 最も低い予測では2100年度には1.4℃. 高い予測では5.8℃上昇すると考えられ ています。二酸化炭素の増加をストップすること に少しでも良くするため地道に活動している長 谷川さんに乾杯!! ☆お詫び 印刷版は若干レイアウトが崩れています。 P7 1月に戻る TOPに戻る |