<学びの情報>
「生涯学習吹田市民大学講座」平成21年度後期講座
 [生活・環境コース]講座担当して     食・家電PT 市民研究員 下村敬三

 講座テーマ  : 「吹田のごみ事情」 ごみ処理施設見学、講座
 日時     : 平成21年12月1日 13時30分〜15時30分
 場所     : くるくるプラザ 講義室
 受講者    : 生涯学習吹田市民大学 受講生 21名 他 市役所担当者 3名
 講座担当  : 食・家電PT 市民研究員 大野 下村 山田
 施設説明者 : 北工場 中村場長
 
  「生涯学習吹田市民大学」生活・環境コースの後期講座10回の内4回目を担当した。
テーマは「吹田のごみ事情」で、ごみ処理施設見学と、食・家電PTの研究テーマである
「吹田のごみ質調査」と、平成20年度のごみ処理実績表を、資料とパワーポイントで
説明した。施設見学は、北工場は現在新工場に移動中で、外観からの説明のみ。破砕選別
工場は構内に入り、全て、中村北工場長に案内、説明をしていただいた。ごみ施設見学は
初めての方が多く熱心に質問もあり「百聞は一見にしかず」の感想がありました。
 講座は、吹田市のごみ全体は年々減少している統計表を示しながら、食・家電PTの
研究課題の「吹田のごみ質調査」のスライドを中心に、かみ類、合成樹脂類、厨芥類等の
排出率を説明し、中にはもったいない食料、捨ててはいけないごみ等が見られることを話した。特に、新聞、紙類は、集団回収に、ペットボトル、牛乳パック、容器類は、拠点回収で
再生資源ごみとして拠出をしていただくよう強調した。時間があまりなかったが、日本の
食料自給率を説明し、具体的に「天ぷらそば」のサンプルをお見せして、そば、えび天、
汁等の輸入依存率を示して、日本の食料はこんなに輸入していながら、食料の廃棄が多い
事情を説明し「もったいない食品の廃棄を減らすよう心がけましょう」とアピールした。
 後日、吹田市からアンケートの集計があり、施設見学に意義があった、吹田市のごみ処理
に多大な手間と高額の費用がかかっている事、集団回収・拠点回収・ごみ分別の重要性を
認識した、もったいないごみを棄てている事等有意義な感想がありました。
  講座の様子(室内でのスライド説明) 講座の様子(道路側より破砕選別工場ペットボトル集積場を見る)
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