平成21年度 第11回 環境学習発表会
            市民研究員 西森 健生
 平成22年2月6日(土)午後 くるくる
プラザ マルチホールにて行なわれました。
主催者として、阪口吹田市長から「吹田市は、
大阪府下で第一位・全国で第十位の環境取
り組みをやっている所として紹介され、くるく
るプラザは将来 北摂の環境拠点として 更
なる発展をしてほしい」との挨拶がありました。

<各学校の発表>
桃山台小学校:「田んぼ作り・米作り・ビオト
ープ造り」

泥んこになっての田んぼ作りの楽しさ、出来
たお米でおにぎり、そして取り入れ後の田を
ビオトープに 何もいないはずの土地に沢山
の生き物が生まれ その観察などが発表され
ました。
北山田小学校:「EM菌活用と四季の自然」
洗剤など化学薬品を使ってのプールの洗浄で
なく、有用微生物(EM菌)を投入した後に
洗浄を生徒達で行い→水張り→春までのプー
ル内の生き物の観察記録でした。
佐井寺小学校:「食べ物から環境を見直そう」
残食の行き先(土へ)・残食の量(13.5s/月)
・廃油で石鹸とか31名が大きな声で発表しま
した。
江坂大池小学校:「進め!地球見守り隊」
調べ学習・ポスター・リサイクル工作・実験
などエコアップ大作戦を寸劇に仕上げました。
岸部第二小学校:「環境学習で分かったこと」
小学生がこれだけ沢山のテーマを学習してい
るのか!と感じました。これをベースにして
考え・行動する そして成長する30名のエコ
行動隊の発表でした。
古江台小5年小林君:休耕田の生態系調査
本人の興味(黒ゲンゴロウ)・親の支援(大津
での調査)これら一家の行動を取り上げた先
生の感性など、一連の線的発表でした。

大阪府立 吹田高校 家庭科部:「吹田くわ
いについて」

くわいの紹介(吹田くわい・大阪くわい・埼玉く
わい・廣島くわい)
吹田くわいの「関西伝統野菜」への取り組み
くわいを通じて、地域へのつながり
くわい料理いろいろ
くわいの歌
そして、新しく出来たくわいの栽培池・緑のカー
テンを使っての来期の取り組みなど沢山の紹介
を戴きました。

この一連の発表を拝見して、環境問題は今や
一人が先進的行動と発言をするよりも、一人
一人ができることから出発して、共に成長して
ゆく時代になってきたな と感じました。
協働・協育・協創に向けて、自助する、互助する、
加えて公助にて方向付ける時になってきており、
「広がれ!環境の輪」を唱えて11回 今回 小・
中・高の発表が出揃ったことは 大変嬉しいこと
でした。
 
 発表の様子
 
 プラザでの展示の様子

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