吹田市資源循環エネルギーセンター見学記

 北工場が建替えられ新焼却施設が3月末に完成し、4月12日にプラザ研究員20名が施設を
訪れました。センター職員によるスライド説明後、窓越しではありましたが、現場を見学しました。

 新旧の概要は下記の通です。発電施設
旧工場  エコクリーン
  千里
竣工 昭和56年
 12月31日
平成22年
 3月25日
焼却
能力
 450t / 日
(150t/日×3基)
480t / 日
(240t/日×2炉)
発電
出力
3,000 kw 13,000 kw







                                     ↑発電施設
 年間の炉の稼働日は、約340日と予定されており、設備的には十分余裕があります。
近年、吹田市の燃焼ごみは年々減少しています。平成20年度の北工場の処理実績は、
111,945トン(前年比 95.2%)であり、平成21年度も前年より減少する予想です。
 吹田市の場合、ごみ減少方向にあります。旧工場の寿命が近づき、新工場の計画が立てられ
た当時は、かなり大きな規模750tを想定していたのですが、何度かの見直しの結果、現在の
240t/日×2=480t/日 規模になりました。

 灰は大阪沖の埋め立て処分から、溶融し無害化してスラグ・メタルへ資源化を予定しています。
また、発電量のアップにより所内や溶融炉等の電力をまかない、余った電気は売電します。
                                     【文責:下村 敬三(食と家電P)】

  見学中の様子  新キャラクター アメニーとエコロ
  ↑見学中の様子                 ↑新キャラクター アメニーとエコロ
  
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