エコクリーン千里&大阪湾フェニックス
見学会

   ごみの行方(焼いたり・埋め立てたり)

         市民研究員 西森健生
 平成22年10月14日吹田市役所に集合バスでエコクリーン千里へ向いました。ここはこの3月竣工した吹田の新しい焼却場であります。このニュースでも紹介しましたのでご存知の方もおられますが、概要は480t/日のゴミを焼却、発生させた蒸気で発電(一部買電)排ガスは集塵・ガス洗浄・脱硝などの設備で徹底的に処理し大気放散しています。一方、灰はもう一度溶かし、水砕してスラグにし、道路などの敷石に加工再利用されています。くわしくは吹田市のHPをご覧いただけると良く判ります。是非ご見学ください。

 次いで、大阪南港にある大阪湾広域環境整備センター(通称:フェニックスセンター)
へ向いました。フェニックスとは不死鳥。
 この度のチリ炭鉱事故の生還計画もフェニックスと名づけられました。私達の住む地球も大量生産・大量販売と消費・大量廃棄の生活を見直し不死鳥計画を立てなければなりません。その受け皿の一つがこの埋め立て場かもしれません。受け入れ容量は1400万?で平成34年まで受け入れ可能と計画されています。外周は東西南北の護岸を集計すると4442b マラソン選手が走ったとすると約10分 歩くと約30〜35分かかります。
受け入れは、焼却灰・不燃ゴミ・汚泥・鉱さい・煤塵・廃プラスチック・金属・陶磁器くず・ガラスくず・がれき・陸上残土・浚渫土砂などで、受け入れ区域は滋賀県・京都府南部・兵庫県南部・大阪府・奈良県・和歌山県と大変な広域にわたります。
大阪学院で10月22/23/24日と学園祭(岸辺祭)が開かれました。今年は我々くるくるプラザと学生のエコ推進隊が協力してごみの減量に取り組みました。昨年のお祭りの1/10になったのではないかといわれています。
 しかしそれでも発生するごみ。
 

 
これは焼いたり・埋め立てたり・レアメタルなどは回収して再利用しなければ地球は残っても、生き物は絶滅??。3000年4000年と続いた人類の知恵も絶滅??
 フェニックス(どっこい生きてまっせ)と、これからの4000年あとの人や生き物が情報を発信できる地球にしたいものです。
以下写真でフェニックス大阪沖処分場の紹介をします。
 最初はエコクリーン千里を見学しました。

 埋立池の水は濾過して海に流します。
 廃棄物はダンプで移動し浮き桟橋から投入します。
  廃棄物最終処分場の表示看板
  P2  11月に戻る  TOPに戻る