「夏まつりin五月が丘」での新たな取り組み
                                      エコイベントP 鈴木和子
    リサクイルステーションの様子 夏まつりのキャラクター入り看板 の様子
 紫金山公園芝生広場で行われている五月が丘地区の夏祭りは、今年で14回目を迎えました。近年は約5,000人の来場者があり、地区外の方々が増加傾向にあります。出店数も30店舗を越え、大規模な祭りとなっています。この祭りでは、2002年から「ごみゼロ大作戦」を実施し、ごみの分別回収及びリサイクル活動を行っています。地区の廃棄物減量等推進員、小学校・中学校のPTAの方々約25人がボランティアスタッフとなって取り組んでいます。
 ごみゼロ大作戦に取り組んで今年で10回目となり、来場の方々もとても協力的で、分別回収をスムーズに行うことができています。しかし昨年、祭り終了後にブルーシートに包まれた大量のごみが会場内に放置されているのが見つかり、スタッフ一同、とても悲しい気持ちになりました。
 
 そこで、今年は祭り終了前の15分間『クリーンタイム』を設け、来場者にリサイクルステーションへごみを持ってきてもらい放置ごみをなくす新たな取り組みを試みました。さらに、来場者が飲食するコーナーで、『ごみはリサイクルステーションへ』というPR活動や巡回活動も行いました。
 その結果、今年は放置されたごみが27.8sから8.7sに減り、祭り翌日の公園清掃も楽しく行うことができました。ごみの問題をお祭りに参加した全員に考えてもらう良い機会になったのではないかと思います。
 ただ、出店者の方々のごみが分別されないまま持ち込まれることがあり、まだまだPR活動が必要だと感じました。更なる『エコイベント』を目指して、来年も取り組んでいきたいと思います。
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    飲食の容器はきちんと分別しました。 回収された燃焼ごみ116.5s と 缶22.7s