布deエコP・木村光雄先生の世界へ引き込まれる 〜草木染め講座〜 市民研究員 玉江千佳子・辻千代子 日 時;平成23年 9月15日(木)13時〜15時 場 所;京都三条 京都室町 宮井株(フロシキ専門店) 講 師;木村光雄氏 染色材料研究家 |
ここまで来るのに半年、途中で研究所に企画書を提出したり、 また先生と私たちの間でご配慮頂いた大江史郎さんには感謝です。 本日も仕事を途中で抜け出し駆けつけて下さり、色いろ思いがあっ て繋がり実現したものだったので、布deエコのメンバーは盛り上がり、 木村先生も応答に大変なくらい熱心に私達の話しを聞き、楽しんで くれて本当に良かったと思いました。 メンバー以外の人との交流を深めるという意味も兼ねていました から、皆さんスキルアップに熱心で質疑応答は賑やかでした。 「ひとに地球にやさしい草木染め」というキャッチフレーズのもと 「天然色素」にこだわったものだけあって相当な研究を重ねての結果 が伝わってきました。約30年間の研究とお聞きしましたが、現在は 草や根の色素を持つ部分だけを摘出し、粉末にして色素が壊れない ように工夫したり、同じマリーゴールドであっても種類によって色素の 量が少なかったり奥が深いものだそうです。合成染料の研究であった ものが、伝統工芸を守るために天然染料に研究は変わっていったそ うです。現在では新万葉染め(天然染料を使った体にやさしく環境 にも優しい染めのこと)のような新しい天然色材の開発を行っているそうです。 このご縁を大切にして「布deエコ」の活動も少しずつ変化して新万葉染めに染まって 行きますのでご期待下さい(玉江) 実はサブで「京エコロジー」を見学しようと考えて問い合わせしましたが、定休日で急遽 訪問先を変え、室町の宮井(株)フロシキ専門店を見学しました。5、6年前に万博民博にて 特別展 風呂敷展をやっていたのを見学してそれから宮井(株)のファンになりました。 早速11月には本庁で風呂敷の包み方のパフォーマンスを行うので本物の風呂敷屋さんを 見学したくてパソコンで調べて行きも帰りも立ち寄りここもいい勉強になりました(辻) P5 10月に戻る TOPに戻る |