公害と環境(吹田市環境白書を中心として) 
           市民研究員研修講座 三浦主担研究員
 

『環境年表』
1925年 吹田町衛生組合設立
       ごみの収集開始
1954年 吹田市清掃条例制定
1967年 一般家庭ごみ処理手数料無料化
1970年 北清掃工場竣工
1972年 吹田市公害防止条例制定
       全市ごみ袋無料配布
1974年 粗大ごみ破砕工場運転開始
1992年 
  (財)千里リサイクルプラザ設立
    5種分別収集全市で実施
    破砕選別工場竣工
    資源リサイクルセンターオープン
1993年 牛乳パック拠点回収開始
1997年 ペットボトル拠点回収開始
2004年 家庭用ごみ袋半透明化実施
2010年 
  資源循環エネルギーセンター竣工
2011年
吹田環境パートナーシッププラザ基本
  構想案発表
* 低炭素社会・資源循環型社会を目指し、
  市民・事業者による環境活動実践の拠
  点として、また環境学習、環境教育の
  拠点として新たな展開をめざす。

典型7公害
 大気汚染 水質汚濁 土壌汚染 騒音 
振動 地盤沈下 悪臭

 平成9年6月に泉浄水所が高度浄水処理
を導入しました。また、平成23年には、欧
州のモンドセレクションで大阪の水「ほん
まや」
が飲料水部門で金賞を受賞しました。
 
 

 人間が人間に都合のいいような環境をつ
くるというのならば、自然の環境に支障を
おこさない工夫をすべきです。
 一つの方法は、人間のつくる社会は人間
だけで循環し、自然の環境を妨げないとい
う人工環境というものをつくるべきです。
端的にいえば、廃棄物を自然の中に捨てる
から自然環境を害するのだから、廃棄物は
それを再利用する工夫をして、できるだけ
人工環境の中で処理し、自然循環を妨げな
いようにしなければなりません。
 研修講座の様子
 1970年(万博)前後に私の住んでい
るところは、マンションが建ち街ができま
した。そして50年経った建物は、今次々
と立て替えられています。毎日重機の騒音
と建物(コンクリート)を砕く騒音が響いて
います。粉塵が飛ばないように散水してい
ます。トラックが時間を決めて入って来ま
す。資材を運び、クレーンで吊り上げてい
きます。工事現場は機械を操作する人と数
人です。樹木は掘り起こされ、池が埋めら
れ、高層マンションが建ち新しい街が出来
るでしょう。本当に見ていて飽きませんが、
豊かな生活をもとめて発展する事は望まし
いですが、もう少し時間をかけて自然と文
化の向上ができないものか?と考えさせら
れます。
        市民研究員 打越明美

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★印刷版に対して追加訂正
追加 2011年〜 の追加
訂正 平成61年→平成23年 
       を謹んで追加・訂正いたします。

☆注釈 研修講座は1月7日にプラザ内で市民   研究員のみを対象にして開講しました。