市民研究員研修講座(環境学習支援=授業時の留意事項=) に参加して
                          4月21日(土) 14:00〜15:30
                          於 千里リサイクルプラザ講義室U

 
         布deエコPT  辻千代子
 環境学習支援は相手が児童ですから学校によっても違うことや、どの程度まで支援したらいいのかが解らないまま今日に至っておりました。そしてプロジェクトに新しいメンバーが入って来るとまた違うスタンスで学習支援指導にあたります。どうしたものかと思案し、代表者会議でも取り上げて頂きました。今回研修会があると聞き嬉しくなってメンバーにもぜひ参加する様に呼びかけ5名の方々が熱心に聞き入りました。事前に質問を提出し、その趣旨に沿った内容で解りやすくなぜか自分達が児童になっていました。すっかりコントロールされていましたね。またエコ体験のビデオでは「3名が巧みに」動いている映像には私達もこれからは個人的に出来ないではなく前進するためには「3名が巧みに」動かないといけないことを痛感しました。ほかの4人のメンバーも参加したわけですから折角の研修会を無駄にはしません。早速プロジェクト全員で実行に移す決意です。

     手作りおもちゃと環境PT 綱島 勇
 長年、子どもの教育現場で指導してこられた、当リサイクルプラザ 研究所事務局の尾崎氏の講座を受講して、今までいろいろと思いを巡らしていた事がらに解答を与えられた気がしました。
 授業形態5つの方式の中の一つに「TT(ティーム・ティーチング)」があり、教師:生徒=2〜3名:30〜40名で主説明をする役割の教師と2名の補助をする教師、出来る子どもを教師の手伝いに(課題を与える)するTT方式の説明がありました。
 私たちの小学校における環境学習支援では、派遣する市民研究員数と参加する生徒数からして私たちのPTもこの方式で進めてきました。一つの机に4〜5人座って班形成しますが、自然に学年毎に集まります。4〜6年生の混合班にすれば作業もスピードアップするのではないかと考えられま
 
 
 
すので、担当教師との打ち合わせ時に提案したいと思います。
 作業を始める前に、私たちPTの活動主旨について子どもたちに話をしますが、内容を欲張らずに伝えたいことのみ簡潔にすべきということ、また、説明も簡潔に、指示は一度にするのでなく一つ一つする。今後の注意点と受け止めました。
私語の多いときに、説明者に注目させる効果的な方法として、言葉だけでなく、手拍子の利用あるいは有効な資料の提示等、今後の参考にしたいと思います。

        エコ体験PT  西森 健生
 最初にPTをやりたいのだがと依頼を受けたとき、金子氏とともに話し合ったことは、紙漉きであろうがなんであろうが、人は「聞いたことは忘れる・見たことは思い出す・体験したことは身についている。」お茶の先生が、何度も体験したことは「昔取った杵柄」という言葉で稽古を繰り返しさせるので PTの名前を「エコ体験」にしようとしたことです。
 今回、尾崎主査のお話を聞いて、私たちの考え方は正しかったとの思いを深くしています。紙すきで紙パックのラミネート剥がしをやった子は、理屈抜きで紙パックをスーパーなどへ持って行ってくれるでしょう。
 水の話では、まず、朝顔を洗ってきましたか?歯を磨いてきましたか?と今朝やったことを聞いてから授業に入ります。そして教室へはいってきた子供たちに、1つのバケツの中の水で手を洗ってもらい、そのCODを計ってもらいます。
 エコゲームではいろいろなテーマを私たちのヒント用紙を読んで考え、チームで話し合いをし、発表をしてもらう。その発表体験が知識を忘れないものにしてくれるだろうと考えています。
 いろいろ書きたいことはありますが、制限字数を遥かに超えましたので、この辺で筆をおきます。
P7   5月に戻る  TOPに戻る