大阪経済大学 経営情報学部 野村 佑太 私がこの実習先を選んだ理由は、地球に優しい 環境をつくるためにどのような活動が行われてい るのか関心があったこと、リサイクル活動ととも に環境問題についても学びたいと思ったからです。 まず実際の施設見学では、初めて見るものばか りで、私が住んでいる高槻市の高槻クリーンセン ター(ゴミ処理工場)とはまた違った部分があり、 ゴミの捨て方もただゴミ箱へ捨てるのではなくて、 分別しやすいように心がけることが大切であると 感じました。 高槻市は、まだゴミの処理は無料化ですが、吹 田市では有料化が進められているため、市民の方 もより一層、ゴミ減量のためのリサイクル活動に 積極的に取り組まれているようです。 次に、各工房の作業を体験させていただきまし た。市民の方が要らなくなったものを再利用する ことで新しいものに生まれ変わっているのを見て、 リサイクルに対する意識が高いことを痛感しまし た。私は要らなくなったものを何気なくゴミ箱に 捨てていましたが、再利用することで、全く違っ た新しいものに生まれ変わることを知り、何でも かんでもゴミ扱いにして捨ててはいけないのだと 思い、物の大切さを改めて感じました。 他にも、あげます・もらいますコーナーがあり、 自分の気に入ったものを見つけたときは喜びが浮 かび、ものを大切にしようという強い気持ちが生 まれると思いました。 今回の実習を通じて思ったことは、例えば、買 い物の際はマイバッグを持ち歩き、レジ袋の削減 を図るなどは私たちでも簡単にできるリサイクル 活動であり、ゴミの減量につながるのだと思いま した。そのために、まず私がリサイクルに対して の意識を高めていくことが必要です。 非常に短い期間ではありましたが、学ぶべきこ とは数え切れなくあり、多くのことを経験させて いただき、少しは得ることができました。今後は、 「ごみ減量、リサイクル」に役立てられることは、 もっと積極的に取り組んでいきます。 また、私たちの周囲の人々に少しでも環境に関 心を持っていただき、リサイクル活動が多くの地 域に広がり、日本だけではなく、世界中にも広ま れば、すぎらしい地球環境つくりができると思い ました。 最後に、忙しい中で私たちを受け入れてくださ った職員、市民研究員の皆様ありがとうございま した。 |
大阪経済大学 経営情報学部 水田 萌 私は、学校の説明会資料で「千里リサイクルプラ ザ」を知ったのですが、受入れ決定後に調べてみる と、多くの体験教室・出前講座やイベントが行わ れ、「リサイクル活動」を啓発されている事でした。 市民の方々も、不用になった物を持込んだり、 フリーマーケットに積極的に参加するなど、リサ イクルにとても理解があると思いました。 実習中には、「リサイクルプラザ」の設立趣旨や 活動内容の詳細とともに、現在の活動内容の疑問 点も聞かせていただきました。 施設内の「自転車工房」では再生のために、オイ ルやペンキ、また、どうしても足りない部品を買 わなければいけません。最近では安くて新品の自 転車もたくさん売られており、これらの購入費、 人件費等を考えると、正直、私にはどちらを優先 したらいいのかは分かりません。また、「リサイク ルプラザ」には、環境やリサイクルを市民の目から 見て、どのように解決していくのかを研究・調査な どをされる市民研究員によるプロジェクトチーム があるとのことですが、もっとも興味を持ったの は、「布deエコプロジェクト」です。 数多くの出前講座を実施されたり、たくさんの 小学校で、家で不要になったたまねぎの皮で、自 分だけのハンカチの染物を作るという活動等をさ れているとの事で、これは斬新だと思い興味を持 ちました。 他にも、風呂敷の包み方の講座があり、着物を 解いて風呂敷を作り、レジ袋を使わず、風呂敷や エコバックなどに使用して貰えればとのことです。 確かにレジ袋は、燃やすと有害物質が出たり、捨 てられたら永遠にその形のままで残ってしまうと のことでずが、本当にレジ袋はないほうがいいの でしょうか。家の汚いゴミを捨てたり、犬の散歩 中に糞を入れたり、なにかしらの有効な使い道が なされており、レジ袋が無ければ袋を買わなくて はなりません。 色んな方の話を聞く中で、リサイクル活動も逆 から見れば「反環境」の部分もあるようで、廃棄 物をごみとしない、費用もかからないという方法 はないのでしょうか。リサイクル活動も単純には 行かないと感じました。 「リサイクルプラザ」に来られる方々は、小学 生、高齢者がほとんどで、課題は、中間年齢層に リサイクルに対して少しでも高い意識を持っても らえるのかだと思い、このことを実習期間中での 目標とし、「リサイクル」という事を考え、伝えら れたらと思います。 P6 9月に戻る TOPに戻る |