市民研究員 鈴木和子 |
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今年で3年目の岸辺祭。私は、1年目はプラザでのリユース食器洗浄作業を受け持ち、学園祭の雰囲気を味わうことなく終わりました。2年目は、主に学内の食堂厨房での洗浄作業をやりました。時間を見つけて会場を歩きまわり、全体の様子がようやくわかりました。そして今年、私たちPTのメンバーは、裏方としてエコ推進隊をサポートすることに心がけました。けれども、人数不足ということもあり、一部のリサイクルステーションでは私たちだけで受け持たなくてはならない時もありました。また、各ステーションからリユース食器を回収する担当スタッフが少ない時があり、その時は回収係をしました。 会場を回って気づいたことは、放置されているリユース食器があること、模擬店で使用済みのリユース食器がストックされていること、封印されていないごみ箱にリユース食器が入れられていること等です。そこで、リサイクルステーションを巡回するだけでなく、ベンチ・ごみ箱の点検や、リユース食器がストックされている模擬店には、声をかけて回収しました。また、清掃業者の方々のご協力で、会場内で回収した食器を届けていただきました。 今年の3日間を通して感じたことは、学生のみなさんのごみゼロ大作戦に対する『意識』をもっと高めることが必要だと言うことです。ある模擬店での出来事です。「使用済みのリユース食器を回収します。」と声をかけたところ、ひとりの学生さんに「紙コップは違うんか!!」と怒鳴られてしまいました。どうしてリユース食器を使用するのか、どうして分別回収しているのか、基本的なことを理解することによって、 |
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面倒な分別回収やリユース食器の返却を、もっとスムーズに出来るようになるのではないでしょうか。 来年は、模擬店のみなさんにもリサイクルステーションを短時間でも担当してもらい、『エコイベントPR隊』が会場を巡回してごみの分別回収やリユース食器の返却を呼びかける等、啓発活動に取り組んではいかがでしょうか。エコ推進隊のみなさんがスムーズに活動が出来るよう、私たちPTのメンバーは今後もサポートしていきたいと思います。 P4 →次のページに続く 11月に戻る TOPに戻る |