〜24年度研究活動報告会を終えて〜
      微生物PT  金子 俶子

 私たち「微生物活用で豊かな暮らしを!」PTは満2年を迎えようとしています。
 その前からも微生物には取り組んでいましたが、今年のように皆様と肩をならべるような発表が出来て大変喜んでいます。グループの皆様のおかげです。
 私たちの活動は、結果がでるまで時間がかかります。まずEM廃油石鹸ですが、廃油も水も発酵させるのに最低2ヶ月かかります。石鹸の出来上がりも用途により2ヶ月〜1年かかります。
 EM使用のプール清掃では、発酵液作りに10日〜2週間、そしてプールに発酵液を投入しても天候の具合で2ヶ月〜1年しないと結果が出ません。
 生ごみ堆肥化では、生ごみとぼかしを混ぜたものを土に埋めてから堆肥土が出来るまで、やはり天候の具合で10日〜1ヶ月かかります。EMは時間がかかり又、毎年同じやり方でなく常に変化していますので注意が必要です。
 今年は、世間では「塩麹」「しょうゆ麹」「味噌づくり」等が人気で、皆様には発酵食品の良さを理解していただきやすいかと思います。
 「生ごみ堆肥化と20日大根を育てる」講座を吹田第一小学校の子供たちと一緒に取り組んだのですが、初めての子供たちには重荷だったかもしれません。野菜の成長具合により水のやり方や追肥の様子が変わり、私たちもあまり経験のないものは大変勉強になりました。子供たちの感想に「EMの事をもっと知りたい」という意見があり良かったと思います。
 又、パネルを準備して目と耳から理解しやすいように、と考えました。今後は「紙芝居」を作って説明しようか、とも思っています。子供たちの中には、家に帰って親に説明している子供もいます。こういう言葉を大切に今後も頑張っていきたいと思います。
 
 
 
市民とお店をエコでつなぐPT 打越 明美

「今年度の活動テーマ」
● エコを考えてお買い物をする消費者を増やすこと。
● 使用済み容器をリサイクルする事の重要性を理解してもらい、ごみの減量につながる活動を行う。
● お店に対しては、再生品の販売促進や過大包装を少なくするよう提案する。

「今年度の活動内容」
1.リサイクル工場見学、学習
 店頭回収されている食品トレーは、回収後どのようなルートでリサイクルされているのか。?潟Gフピコ 中部リサイクル工場に見学に行ってきた。近赤外線素材識別機の導入で透明食品トレーもリサイクルできるように進歩していた。
 市内で拠点回収や店頭回収されている、ペットボトルをリサイクルしているフジテクノ(株)一宮工場も見学してきた。
 2カ所の見学をして感じたことは、リサイクルの技術が進歩しても工程での第一歩はやはり手作業であるということだ。作業に携わっている人達の真剣な姿を見て、私たちが回収マナーを守らないと、経費、時間、資源の無駄になり、ごみを増やす事になると痛感した。

2.小学校の学習支援
 吹田市のごみの12種分別と拠点回収、店頭回収でのマナーについて、藤白台小学校4年生3クラスに講座を開催した。

3 すいたレジ袋削減・マイバッグ推進協議会
 市民団体として、協力参加した。

4 イズミヤ千里丘店の掲示板を提案
 食品容器のリサイクルを、「わかりやすい分別マナー」のパネルを製作している。
 ←P3に戻る ←P4に戻る 
P5  1月に戻る  TOPに戻る