NPO法人眉山大学 理事長 長谷川晋理 |
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7月26日から3日間の日程で開催された 吉野川フェスティバル(徳島市)で、来場 者にゴミの分別を呼びかける「エコランド」 の開設とリユースカップによるドリンクの 販売を行いました。吉野川フェスティバル は、徳島で開催される市民祭りの中でも多 数の来場者があり、今年で25回目を迎えま した。 エコランドでは、3日間で延べ90名のボ ランティアさんにご協力いただき、来場者 への「ゴミゼロアクション」の呼びかけや 環境負荷への理解を求める活動を行いま した。 昨年までは、無人のゴミ箱を会場内に多 数設置していましたが、今年は会場の出入 り口近くに2ヶ所のエコランドを構え7分 類(可燃・不燃・アルミ缶・スチール缶・ ビン・ペットボトル・残飯)の分別を有人 でナビーゲートする方法にしました。来場 者が多くなる時間帯には、さらに6ヶ所の 有人サテライトエコランドを設置し対応す ることで分別案内もスムーズに行うことが できました。 3日間の活動で総量2,105kg(総数621袋) のゴミを整理することができたので、来年 はさらに効率よく分別ナビゲーションが行 えるように改善していきたいと思います。 |
また、ゴミを減らす取り組みとしてリユー スカップを導入しました。昨年は、一部の ドリンクブースのみで導入しましたが、今 年は、さらに利用ブースを増やし紙コップ やプラスティックカップの削減に取り組み ました。 リユースカップの導入では、ドリンクの 販売時にデポジットを預かったり、カップ 利用者も返却に来ないといけなかったりと 主催者側もお客様側も双方の負担が大きく なる訳ですが、そのお陰でコミュニケーシ ョンを取る機会が増え、どうしてこのよう な取り組みや活動を行っているかという説 明を来場者に浸透させることができました。 単純にゴミが減るという以上にプラスの効 果があったと思っています。 リユースカップは、3日間で約5,000個 を利用しました。未回収や破損したカップ は、約270個で回収率は94%程度になりま した。今後の吉野川フェスティバルでの目 標ですが、会場内で出店している屋台にも 協力を要請しリユースのお皿やカトラリー など、全面的にリユース食器を導入してい きたいと考えています。主催者でも来場者 でも多くの方の協力無しには実現できない ので、今後も「ゴミゼロのイベントを目指 して」がんばっていきたいと思います。全 国の様々な事例等も積極的に勉強していき たいと思います。 P2 9月に戻る TOPに戻る |