エコ体験PT 生野俊介 |
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11月13日(水)にマイドーム大阪の会議 室で開催された上記会議にリサイクルプラザ から初めて参加、研究所の尾崎、山中ご両名 とともに出席しました。正直申し上げれば、 たいした会議でもなかろうと思っておりまし たが、参加者は多岐に亘り、行政の代表、製 紙メーカー、飲料メーカー、古紙メーカー、 古紙回収業者、関係協議会、市民団体など 総勢50名弱の大会議でありました。 会議は、主催者(全国牛 乳容器環境協議会)、来賓 (近畿農政局)のご挨拶、 出席者の自己紹介のあと、 基調報告的に「関東・関西 での紙パックの処置状況の WEB調査結果」が報告さ れました。詳細内容は省略しますが、紙パッ クをごみに出す人の割合は関東で5%、関西 で17%となっており、関西の比率が高くな っていること。しかも、その中で、紙パック がリサイクルできることを知らない人が、未 だにいることが指摘されていました。 次に、取り組み報告として、主催者の全国 牛乳容器環境協議会と行政代表として大坂市 環境局が紙パック回収促 進の取り組みについて報 告し、最後に千里リサイ クルプラザ研究所の発表 がされました。主催者側 の取り組み報告は流石に 立派で、「環境負荷が少な い社会、一人ひとりが環 境を考え行動する社会の実現」を目的として 紙パック回収率50%を具体的目標として 様々な対策を施しているとの報告でした。行 |
政からは紙パックの回収拠点や支援制度につ いての報告があり、リサイクルプラザからは 組織概要と活動内容紹介を尾崎さんから、小 学生に対して、紙すきによるリサイクルの大 切さを楽しみながら覚えさせている旨の報告 を私から行いました。 その後、出席者からそれぞれが抱えている 課題などを順に報告していきましたが、「全国 牛乳パックの再利用を考える連絡会」の、結 局は地道な活動に尽きるといった発言や、古 紙回収業者からの、未洗浄紙パックの存在が 悩ましいといった発言が印象に残りました。 冒頭にも書きました が、少々甘い気持ちで 臨んだ会議でしたが、 参加者の皆さん、大変 熱心で、紙パック回収 の必要性が相当、認知 されていると感じました。 しかし、一方で、一般社会ではまだまだ 回収率が満足な状態ではなく、彼我の認識の 差は結構大きいのかも知れないとも感じた次 第です。また、我々と似たような活動を実施 していたり、やり方は違っても目指すところ は同じ人たちもおり、心強さも感じた2時間 でした。 我々の活動はPOWERの面からも大きく 拡大は出来ませんが、あちこちに類似の活動 部隊ができてくることが望ましいのかなと感 じた次第です。 最後に、こんな大会議ならもう少し立派な 資料を用意するんだったなと反省しきりであ ります。皆さん、立派な資料でご説明されて いましたので、少々、恥ずかしく思ってしま いました P4 12月に戻る TOPに戻る |