児童によるおもちゃの作図について 手作りおもちゃと環境PT 綱島 勇 |
|
私たちプロジェクトチーム(PT)の活動 テーマ「廃品を再利用した手作りおもちゃの 指導を通して、ごみの減量化と環境問題の啓 発・意識の向上を図る」を実践・推進するた めには、より多くの人々に接する必要があり ますが、その機会を得ることは容易ではあり ません。 そこで、子どもたちにおもちゃ作りを教え ながら、子どもたちを通して私たちの活動を 家族の方がたにも訴えていくことにしていま す。 子どもたちが私たちPTの活動を理解し、 興味を持ってもらい、更には子どもたちを通 して私たちの活動主旨を家族の方がたに伝 えてもらうためには、楽しいおもちゃ作りの 時間を提供しなければなりません。 昨年度実施した環境学習支援7小学校(4 〜6年生)のアンケート調査の結果、ほとん どの児童から楽しかったという評価をいた だきましたが、昨年8月に小学校の環境問題 担当の先生方と千里リサイクルプラザの各 PTとの交流会がありました際、「児童には 作図からおもちゃ作りをさせた方がより達 成感が得られるのではないか」との指摘を受 けました。 昨年度の環境学習支援の事前打ち合わせ の際にも担当の先生方に意見をお聞きし、「簡 単なおもちゃの作図であれば」ということで したので、今年度の計画に入れることにしま した。 最初の作図の対象おもちゃとして、廃品の 古葉書を使用した「風車」にしました。 ただし、古葉書は4分割するのに正の整数 で割り切れないので定規で目盛を計測する際 に児童が戸惑うと考え、印刷所より入手の葉 書の厚さと同様の裁断端紙を使用して整数で 割り切れる大きさに調整しました。 |
最初の「風車」の環境学習支援は「吹田市 立藤白台小学校」で実施しました。同校は私 たちが環境学習支援として初めて指導する学 校で、参加児童は24人でした。 作図などは初めてのようで、最初はどこか ら手をつけたらいいか戸惑っていました。線 引きの順番を逐次説明。予想していたより順 調に作図を済ますことが出来ました。 担当の先生の手伝及び児童たちがお互い教 えあって歩調を合せて進めてくれましたので、 時間内に全員完成することが出来ました。 嬉しそうに風車を手に下校している姿を見 ることができ微笑ましく感じました。 P7 6月に戻る TOPに戻る |