祇園祭ごみゼロ大作戦2014 ボランティアに参加して
                                 エコイベントPT 馬場節子
 7月15日、16日の祇園祭宵々山と宵山に
京都産業会館サブ本部での
オリエンテーションおいて、屋台で
60万個のリユ
ース食器を導入
するごみゼロ大
作戦を展開する
とのことなので、
私達のPTより
6名が視察を兼
ねて、ボランティアスタッフに参加してきました。
 この祭では毎年60トンもの使い捨て容器
を含むごみが出ます。これを処理する費用も
かなり、掛かります。それにも増して、大量の
石油製品の無駄使いは温暖化防止の抑制の
ためにも大きな課題になっていました。今回
の祇園祭では、600店の露天商の内、150
店でリユース食器を使用されるとの事です。
リユース食器 角皿(大)
他に角皿(小)がある。 ボランティアの仕
事は、資源の分別
回収、リユース食
器の回収と梱包、
拾い歩き回収の
三つです。実行委
員会の幅広い呼び
かけにより、企業、
学生、NPOの団体、高齢者クラブ、個人など
2日間で延べ2,000人もの応募があったそうで
す。皆さん環境に関心のある方ばかりで、お
話していると私達も大いに触発されました。
 企業や市民の寄付もたくさん集まったそう
 
 
で、さすが環境議定書策定の地である京都で
すね。日本の三大祭の1つである祇園祭でこ
のような取り組みをすることは大変画期的な
ことと、各メディアでも大々的に取り上げて
紹介していました。この取組によって、リユ
ース食器の認知度も向上して行く事でしょう。
 実際、新聞でこの情報を見た方から千里リ
サイクルプラザのリユース食器を借りたいと
の嬉しいお電話もありました。
26エコステーション
食器回収カゴと資源回収ボックス さて私達
 の活動は
12時から16時
までのシフトで
したので、30分
のオリエンテー
ションを受けて
から、大きな段
ボールのごみ箱と食器の回収かごを
指定の場所に運びエコステーションを設置し
ました。指定の場所にはまだ屋台が少なく、
夕方6時からの歩行者天国を待って、開店を
する屋台の設置でバタバタしていました。歩
行者も少なく、車も行き来していてごみの回
収はごく僅かしかありませんでした。まだま
だ時間があるため、交代でごみの拾い歩き回
収をしながら、エコステーションや、お祭り
の鉾を見学して回りました。
 国内外から観光客が大勢来られる祭で、こ
のような取組みを発信することは、全国の祭
りや市民のライフスタイルを大きく変えるき
っかけにつながるもので、スタッフとして参
加出来たことに喜びを感じます。来年以降も
続けて参加し、共に成果を見守り、ごみの減
量化の研究を続けて行きたいと思いました。
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