エコトレイ(内側をはがすことが出来る)  吹田まつり江坂会場のごみゼロ大作戦
    来年はリユース食器やエコトレイの導入を実現しよう!
                                           エコイベントP 大澤浩子
  吹田まつり江坂会場のごみゼロ大作戦の様子
 7月26日(土)江坂公園で開催された第
45回吹田まつり前夜祭江坂会場で、昨年に引
き続き「エコイベント宣言」に参加し、ごみ
ゼロ大作戦に取組みました。
  2003年、私たちは吹田まつりで「ごみゼロ
大作戦」に取り組もうと、まつりの会場を下見しま
した。どの会場もダンボールのごみ箱がたくさん
設置され、ごみがあふれ、市の職員が回収・処
理していました。江坂会場は地域の人たちの出
店ということで、私達は「ごみゼロ大作戦」に協
力して頂けると考え、環境部の紹介により働きか
けたところ、江坂会場で実施することになり、
2004年から取り組んでいます。
 途中、プラスチック減溶剤のエコメルツや、
簡単にリサイクルできるエコトレイの一部導
入を試みた年もありますが、いずれも費用の
関係で2,3年で中止となりました。
 取り組み始めてから10年が経過し、ごみ
ゼロ大作戦も定着し、来場者は分別に協力し
てくれている。4ヶ所のリサイクルステーシ
ョンも、担当地区のスタッフだけで、ステー
ションの運営が可能となっている。また地区
の他のイベントにも広まってきている。
 しかし、ごみゼロを目指してごみゼロ作戦
を始めましたが、10年経過しても一向にそ
れ以上のごみの減量ができていません。
 
  吹田まつり江坂会場のごみゼロ大作戦の様子
 関西大学の学園祭では、一昨年から、エコ
トレイの導入に取組み始め、昨年は全模擬店
でエコトレイを使用し、約10万個のトレイ
をリサイクルし、ごみが半減したそうです。
また、今年7月の日本三大祭りの一つである
京都の祇園祭でも「祇園祭ごみゼロ大作戦」
として、60万個という膨大なリユース食器
の導入に取り組みました。
 吹田まつりでも、今年は作戦のレベルアッ
プを図り、エコトレイの導入を考えてもらう
ため、模擬店部会長、ごみ減量部会長と事前
に話し合いの場を設けていただきました。や
はり、エコトレイは市販のトレイより割高に
なるため提案してはみるが、導入は難しいで
あろうという結論になり、やはり採用されま
せんでした。
 ごみ減量部会のメンバーが、いくら熱心に取
り組んでも、それはごみ処理でしかありません。
ごみを減量するためには、模擬店で、ごみとな
る使い捨ての容器を使用しないことが一番です。
エコトレイの導入は、模擬店出店者の、環境に
対する意識の高さにかかっているのではないで
しょうか?模擬店からリサイクルステーションのス
タッフを出してもらい体験すれば、スタッフの苦
労が理解でき、ごみの減量についても考えても
らえるのではないかと考えます。
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