第32回 吹田よっといで祭り
                                        エコイベントP  石川 智子
  模擬店が並ぶ業者のひるばのステーション
 9月14日(日)「第32回吹田よっといで
祭」が千里南公園に於いて盛大に開催され、
エコベントPも例年通り、リサイクルステー
ションを設置し、イベントのごみゼロを目指
して活動してきました。
 昨年は公園内に4か所のリサイクルステー
ションを設置していましたが、今年は3か所
になり、ごみの放置が懸念されました。しか
し、ごみに対する来場者の意識も年々高まっ
てきているようで、皆様ステーションに来て、
きちんと分別していかれていました。会場内
を少し回ってみましたが、目についたのは「か
き氷」の容器2個のみで、ごみゼロ作戦が根
付いているようで大変嬉しく思いました。
 今年も「給食まつり」では500個のリユー
ス食器の利用がありました。昨年までは給食
コーナーが少し離れた目立たない場所にあっ
たせいでしょうか、食器の返却が100%とは
いかず毎年何個かは紛失していました。しか
し、今年はメイン会場の近くの本部の隣に移
動し、リサイクルステーションも向かいに設
置されていたこともあって100%の返却と
なりました。次年度は他の出店にもリユース
食器かリサイクルできるエコトレイの利用が
望まれるところです。
 今年は関西大学の学生ボランティア23名
 
 エコクイズに挑戦
の参加があり、実行委員会参加団体からの19
名と合わせて総勢42名の人手と時間のロー
テーションが上手く組まれていました。ステ
ーションでは、計量を除いてほとんど私達メ
ンバーのサポートの必要もなく運営され、ご
みゼロ作戦が根付いた手応えを感じました。
 昨年は大雨にたたられて祭りそのものが
早々と終了となってしまい、「エコクイズ」を
実施することが出来ませんでしたが、今年は
2時間の予定で準備していたクイズ用紙が、
ほぼ1時間で無くなってしまうほど、大勢の
人々に参加してもらえました。もっと沢山、
準備しておけばよかったと少々悔やまれたと
ころです。友達同志、親子連れなど、皆様楽
しみながら解答して下さっている様子はとて
も微笑ましいものでした。
 何人かの来場者の方にリサイクルステーシ
ョンでのごみの回収をどのよう思われるかお
聞きしてみました。皆一様に細々と分けるの
は面倒だが、やはり環境のことを考えると、
とても大事で良いことだと思うという言葉が
ほとんどでした。教科書通りの答えとは思い
ますが、エコステーションが無人であったら
どうなるでしょうか。それでもきちんと分別
回収できるイベントになる事が私たちの願い
です。
P2  10月に戻る  TOPに戻る