日時:2015年4月10日(金)午後2時半-3時半 場所:大阪学院大学 参加:打越、福田、中本 ◇なぜ風呂敷を使うのか? 三輪先生のご紹介で、大阪学院大学国際学科の 留学生の皆さんに風呂敷講座を実施しました。場 所は、大阪学院大学の赤い毛氈が敷かれた純和風 の広間で、連絡担当はニュージーランド人のダニ エル・リリー助教授です。ダニエル先生は10年 以上日本在住とのことで、大変流暢に日本語を話 されます。当日の参加者は、男性3名、女性5名 で、アメリカ、韓国、台湾、インドネシアからの 留学生の方々でした。 まずは、正座をしてご挨拶から始めました。 初めに、くるくるプラザの紹介パンフレット(日 本語版、英語版、中国語版)を配布し、私たちの プロジェクトが、ごみを減らすための活動をして いる事、吹田市が「マイバッグ持参運動」を呼び かけており、レジ袋をなるべく貰わないという趣 |
旨で風呂敷の使い方講座を実施している旨を説明 しました。 講座の日程に先立ち2月21日に打合せをして おり、大判のハンカチまたはバンダナと、風呂敷 の代わりとなるスカーフを用意して欲しいとお願 いしていましたので、皆さん100円ショップで購 入したバンダナ等を準備してくれていました。 ◇風呂敷を使ってみよう まずは、最初に一つ結び、その後、真結びを練 習したところ、ほとんどの方がすぐに出来るよう になりました。布の素材によって固いものは結び にくかったり、カバンを作るには布が小さすぎた りということがあったので、プロジェクトで準備 してきた風呂敷をお貸ししました。 結び方を覚えたら、次は応用です。まずは、お 買い物バックから説明しました。皆さん早速、挑 戦しました。バッグが出来上がると口々に「オー ッ」との声が漏れ、嬉しそうな様子でした。その 後、他のお買い物バックの作り方を伝授(!?)し ました。なかには、真結びがなかなかうまくでき ずダニエル先生が英語で通訳しながら特訓をしな いといけない方もいましたが、器用に次々と挑戦 する方もおられたので、ペットボトル包みやティ ッシュカバー、ポシェット、リュックサックなど、 計10種類の結び方を練習しました。 学生の皆さんが特に面白がっていたのが、本を 包んで持ち歩けるようにする結び方で、自分の日 本語のテキストをカバンから取り出して、風呂敷 で包んでいました。 最後に、『皆さんの国に風呂敷がありますか』 とお聞きしたところ、韓国には「褓子器(ポジャ ギ)」という風呂敷があるとのこと。同じアジアで も台湾にはないそうです。 P2 6月に戻る TOPに戻る |