新規「お手玉作り」環境学習支援の報告 布deエコPT 辻千代子 日時;平成27年6月26日(金)午後 場所;吹田市立東山田小学校 対象;エコクラブ 人数;31名 自分達で研究したお手玉を広めよう! 本年度、新たに計画した少しの布でも作成でき る、日本の伝統文化でもあるお手玉を是非とも児 童に伝承したいと念願していました。自分たちが 小さいときゲームなど時代を過ごしましたが、楽 しい思い出がいっぱいありました。そこで、その 遊び方を含めて指導したら現代っ子には、きっと 受けるだろうと考え、4月から研究開始。早速、 東山田小学校での事前打ち合わせに見本を持参し、 担当の先生に見て頂いたら一目ぼれされました。 お手玉作りに決定してからは、どの手順で指導 するか、試行錯誤もあったが指導する過程が見え てきました。当日は大雨の中を出向き本番を務め ました。作って遊んでというのは、児童にとって は最高の学習のようです。4年生はまだ家庭科が ないので針箱がなく針や糸はこちらから準備して いきました。終了後も針の本数を確認しました。 針を手にさしたりしたらいけないので、救急(用) 絆創膏を持参しましたが何事もなく、無用でした。 真剣に説明を受ける児童 31名のうち、4年生が19名で男児が多いの で、どうかと心配しましたが、とても丁寧に縫え たことに脱帽しました。5年生男児は、まだ、覚 えて間もないのに、4年生に腕を振るって教えて いました。これも、はかどった理由の一つです。 |
後半、出来上がった男児から前に出て発表と遊 び方をやってみることにしました。なかなかうま いもので遊び方も色々だ。お手玉を投げて頭にの せる児童や二人で遊ぶことを女児に披露して大拍 手をもらい、お互いに感動していました。 女児のお手玉つき場面 男児のお手玉つき場面 最後に昔の「お手玉の歌」を印刷して持参した ので、1から10までを披露したが児童は耳をダ ンボにして聞き入ってくれました。 ―――――――――――――――――――― 児童のアンケートから ・お手玉が作れて良かった ・お手玉は楽しいので家でも作ります ・今日はお手玉を作って楽しかった。なぜかとい うと玉結びや玉留めを覚えたからです ・縫い方を教えてもらいきれいに出来楽しかった ・二人でする、服のお手玉キャッチが面白かった 終わりに お手玉の歴史は日本には奈良時代にインド・中 国を経て伝承されたそうです。日本でも地方によ って少しずつ遊びの形式が違います。 3世代の同居が少なくなった現在、祖父母世代 から孫世代へ作り継がれていませんが、アンケー トを読み、私達がお手玉作りを伝えて行く意義が 多いにあると感じました。 P2 8月に戻る TOPに戻る . |