出前講座「布ぞうり」
           〜めざせ布の再利用を〜
               布deエコPT 辻千代子
     
  日 時:平成27年9月6日(日)
  場 所;吹田コープ 自治会集会室
  内 容;布ぞうり作成
  目 的;布の再利用について
  人 数;24名
 事前打ち合わせに出向いた折、代表の方から「環
境に配慮した講座をやりたいのです。」と言われて
「さすがです。」と思いました。布ぞうりなら誰で
も使い古しの衣類、不用のTシャツ2枚で楽しく
作成出来る物と思い、準備に力を入れました。募
集期間は短かったにも関わらず15名募集に24
名も応募があり、連絡を受けた時には嬉しい悲鳴
を上げました。メンバーにもリハーサルを行うよ
う伝達し、こちらからも不用のTシャツも数枚用
意し準備万端で臨みました。
  
  児童も4名参加! 指導のやりがいを感じまし
た。親子で習う利点は家でも話題になるので良い
のではないでしょうか。4人家族であれば人数分
作成するでしょう。
 参加者の中で、若いご夫婦は早く出来上がりま
したが、後半も
念入りに編んで
最後まで残って
おられました。
熱心さが伝わっ
てきました。
 
 出来上がって歓喜の声が聞こえました!皆さん
熱心で人数的にはオーバーであっても役員さん
(3名)が布の提供や切り方などお手伝いをして
下さり大助かりでした。
 さて、Tシャツはいつごろから生産されるよう
になったかご存知ですか。歴史は古くはありませ
ん。私が小さい頃は、下着として製造されていて
ほとんどが真っ白でした。それにデザインや柄物
を加えて人気となり広まったと覚えています。近
年はインドで染色され、その後はカンボジアでプ
リントして、中国で縫製されています。大勢の人
手によって出来たTシャですが、今では使い方が
さまざまで下着やパジャマにも便利です。ほとん
どが綿製品なので洗濯も楽ですし、旅行にはくる
くる丸め持ち運びが出来、着替えに重宝します。
老いも若きも殆どの方が数枚は持っています。
 そこで1枚のTシャツでもワンウェイにとどま
らず「布ぞうり」に変身させましょう。着古して
布の力がなくなったり、色が褪めたりしたTシャ
ツでも作ることのできる優れものの「布ぞうり」
を自分の手で変身させる醍醐味を味わって下さい。
 製造する時やごみとして処分されるときも、大
量のエネルギーを使い、CO2(二酸化炭素)を排出
しています。CO2は地球温暖化の原因と言われて
います。地球のため、未来のため、自分自身のた
地球イラストめに『ひとりひとりができることをやる!』そんなスタンスでメンバーと共にいつも
出前講座を行っております。
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