リサイクルプラザ出前講座 常藤和子さんの「超合理的収納術」


2月10日、西山田地区集会所で吹田市廃棄物減量等推進委員西山田地区連絡会の主催で開催、57人が参加。
   講演会様子 写真
  講演では、ごみの減量と循環型社会に向けた一つの取り組みとして、家庭内での合理的な収納がいかに必要かが述べられ、具体的な実践方法が説明されました。
常藤さんの収納術の要点は
1)

使わないものは出来るだけリサイクルに出すなどして処分する。当然無駄な物は買わない。
2)

収納用品はわざわざ買わず、収納には不用品(ペットボトル、牛乳パック、ダンボール箱、トイレットペーパーの芯等)を再利用する。
3)

収納物は出し入れの動作に合わせた場所に「指定席」 を決め、すっきりと配置する。等でした
収納方法の細かな説明に加え、実際に衣服を使った畳み方の実演もあり、収納に対する意識を大いに刺激されました。
  常藤さんは講演会で、「Simple is beautiful.」 「いらない物はどんどん処分を」と言われました。さぞかしお部屋は殺風景なまでにビシッと整理されているのだろうと思いきや…
玄関に入った途端目にとびこんできたのは、常藤さん手作りの室内装飾がほどこされた暖かいお部屋…
装飾品の数々が「必要な物」として「指定席」を持っているのに強い共感を覚えました。

だから常藤さんの合理的収納術は収納する人の人間性や個性を前面に打ち出せる居心地の良い場所作りに通じるのだと納得しました。

また実際の収納場所を見せて頂いたことで、講演会のお話がより具体的に解り、常藤さんほど徹底したことは出来ないかもしれませんが、その基本姿勢を見習い日々の生活に役立てたいと思います。

あと一つの印象的だったのが、大勢の見学者ににこやかな笑顔でお茶を入れてくださったお嬢様、「たまちゃん」、そして見せて頂いた放送局製作番組のビデオで常藤さんのことを誇らしげに話しておられたご主人です。

常藤さんの収納術はハンパではないのだ!
御家族の協力もハンパではないのだ!
お宅拝見で改めて収納を考える機会を頂きましたが、それはまた一主婦のバイタリティーと家族愛とをひしひしと感じたひと時でもありました。
 講演会様子 写真
参加者感想
明日からと言わず、帰ってから片付けにがんばります。
収納術は勿論のこと「ゴミを減らす」と言う理念がすばらしいですね。何事にも用事があり片付けられないと言い訳ばかりしていた自分を変えたいと思います。気付かせてくださった常藤先生に感謝!です。
お宅拝見したーい!
(参加者有志の感想文より抜粋)
  P4
   
常藤さんの著書です→
 (C)KazukoTsuneto,2003
  著書「ここまでできるリサイクル収納」 写真
    市民研究ニュース2006年3月号P4記事を 再掲載しています。 収納のTOPに戻る