☆平成十七年度各プロジェクトを紹介します@リユ│ス容器システム構築A染色活動講座B吹田のイベントのごみを減らそうC万博周辺道路の清掃と調査

 本年度は合宿も含めた2年間の全市民研究員の参加を求めた熱心な議論の結果、およそ10年間続いた主担先生を中心とする研究会制から市民研究員の自主・自立を目指すプロジェクト制への移行のための試行期間としての一年でした。
 「研究所の存在が市民、行政、事業者にとって無くてはならない大切なものになるには、」「活発に研究活動を行いその結果、社会に貢献していることが多くの人に認められるようになる必要がある。」というのが議論の発端でした。
関大合宿での分析図

そこで得られたプロジェクト制の主な点は、
1, 期間を限定する:原則として活動期間を3年として、目標を定める。
2, 社会実験を行う。:循環型社会を目指すため実践活動を伴う研究を行う。
3, 啓発、外部発信も重視する。:研究成果は社会に還元するのを重要な任務と考えて実行する。
4, その他:目標は数値を設定する。構成人員は原則として5名以上として仲良く、協力しあって楽しく活動する。  
というものでした。 
 
10のプロジェクトのうち新しく結成されたグループが半数近いという状態でスタートしました。
 色々と手探りの中で試行した一年でしたが、来年度はこれらをベースに統合や解消および新設を経て9つのプロジェクトが成立していますので、ことし一年の試行はそれなりの意味があったと考えています。
 
 外部発信としてはそれぞれのプロジェクトが行う各種の出前講座も定着してきましたし、研究員が自主的に編集発行しているニュースレターとホームページに関しては「ニュースは随分読みやすくなってきた。」「6年越しのホームページ構想が陽の目を見てうれしい。」との声が寄せられています。この市民研究ニュースのタイトルロゴ
今年を振り返って見るとき、それぞれのプロジェクトに共通の私たちのテーマは、
1, 新しい仲間を増やし、受け入れて、楽しい活発な活動とする。
2, 活動成果を社会に還元するために有効なプレゼンテーションを研究テーマに加えること。だと思います。これはおそらく来年度の否、永続的なテーマになると思います。
 ボランティア活動の草分け的存在であった発足当時のプラザ研究所から10年以上経過しました、今や私たち以外にも多くの人たちがボランティアやNPOとして活動しておられます。
 「いまはボランティア活動の第2世代に入った。」という時期になっているのではないかと思われます。
私たちは第2世代のボランティア活動の魁となる役割を背負っているのだと思います。

 この一年間ご苦労様でした。来年も楽しく頑張りましょう。
 現在平成18年度の研究員を募集中です。
 何かしてみたいと思われる方はどうぞプラザまでお越し下さい。大歓迎します。 
市民研究員に申し込まれる方はお電話下さい、面接の日時をお伝えいたします。
P7 H18年3月号P7ニュース再掲載  

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平成17年度を振り返って−研究会制からプロジェクト制へのお誘い 福井俊介所長