前のページに戻る 「教室」への発信 平成18年度から小中学校への関りをより深め、ごみ問題、環境問題を市民全体に広げるために学校支援プロジェクトが立ち上げられました。現在、小学校では4年生でごみ問題を社会科として学び、他学年、中学校では総合的な学習の一環として取り組んでいるところもあります。ごみ減量を軸足にした環境問題の啓発を設立趣旨としている当プラザが、学校の環境学習を積極的に支援することが強く求められているのです。 出前講座プログラムを参考に、学校向けのプログラムを作って、校長会・施設見学説明会・副読本説明会・環境学習担当者会などで宣伝に努めました。営業努力と研究員の研修成果が実って、10校13講座を支援できました。学校支援の場合は、ごみ減量の授業に紙すきやおもちゃ作りを組み合わせるなどの複合的な講座の持ち方や、同じ講座を学級分だけ繰り返すなど、出前講座にはない工夫も必要でした。また、授業の一環として行われることが多いので、制限時間内で活動を終える、数十名の子どものほとんどに成就感を持たせることなどが強く求められました。 翌19年度は、主担の先生のお勧めもあり、同じ学校の子どもと年間を通じて関りあうために、クラブ的な活動にも支援の手を伸ばすことになりました。 |
小学校のクラブだけではなく、学校を活動舞台にはするけれど地域のお母さん方が主宰する土曜スクールのようなものも支援することになりました。 この支援活動は、異年齢集団であること、そのために講座内容の選択や準備物の周知徹底など、難しいことも多く、派遣講師の増員などの対応も必要でした。 「教室からの発信」と「教室・まちへの発信」があいまって吹田中の子どもが、プラザと共に楽しく環境問題に取り組めたら すばらしいですね。
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