布deエコPT 辻 千代子 一学期は回数が少なく5回ですが、これから の二学期以降は忙しくなります。児童の体調を 考慮し暑い時期に 草木染めを行なう のは無理と思い、 冬場に行なうように 事前に調整 していたからです。今回のアンケートを読んで 児童の環境に対する意識の変化がみら れたとの記述が、あり喜びを感じました。プロ ジェクトでは平成22年度より時間配分表を 作成し活用しており、そんな気配りをしていた のが結果的には良かったと思います。 [ある日の研究員の環境学習支援の感想] 本日は風呂敷包みの日です。児童40名は早 くから教室に入り、最初にプラザの紹介や環境 のことを話しますが熱心に聞いてくれました。 次にむすびかた、包みかたの説明をしたあとは、 隣同志で相談しながら楽しそうに体験学習を していました。私たち3人は4月21日にプラ ザで研修を受けたことを、学校でまんべんなく 指導し、一歩前に 進んだ環境学習支援 が行なえました。 ※今後は児童の目線に合わせて「授業の進 め方」を常に念頭に置き進めてまいります。 それには「決して無理・背伸びはしない」を 軸にし、児童の笑顔が私達の励みなので つながって進めて行きます。 |
エコ体験PT 西森 健生 学習支援でエコ体験は毎回子ども達が、今 日は“何をやるのだろう”に責任と緊張を感 じて訪問しています。訪問後のアンケートで は好意をもって迎えていただいているようで 感謝しています。 “紙すき”は4年〜6年生ともに入りやすく、 講座の冒頭にリサイクルをテーマに持ってき たことはよかったと思っています。 次いで“水の話”ですが、生活の中で一番 親しみやすいテーマとして取り上げました。 “湯水のように使う”という言葉があります が、正に大量生産・大量消費・大量廃棄の効 率至上主義文明を一言で表現しています。 水は色々なものを受け入れてくれますし、 流してもくれます。「しかしそれに甘えてはい けませんよ。」と汚れを計ったり凝集沈降実験 を見せる。45分の授業では十分に理解できな いにしても、手を洗わせたり、汚れを計らせ たり、汚い水をきれいにしたりしたことを“な んでやねん??”と思い出しつつ大人になっ てほしいと考えています。 3つ目に“エコゲーム”ですが、最初はエ コクイズと言っていました。クイズは正解が 1つであるべきです。 しかし、昔から“すべての道はローマに通 じる”と言われているように答えは複数であ ってもよいと考えてゲームとして問題を提供 しています。相談をして答えが2つ・3つと 出たら手分けをして答え探しをしていただき たいと考えたからでした。 私たち大人が敗戦後、効率至上主義文明を 作ってしまいましたが、これからは安全ネッ トの沢山ある道を選べる社会構築を若い人た ちにやってもらいたいと考えています。 →P5に続く P4 10月に戻る TOPに戻る |