環境学習支援 一学期を振り返って
          微生物PT  菊田善雄
→P4より続く
 環境学習支援アンケートを読んでみて大変
反省しています。まず、準備不足と書かれて
いた事は私たち自身も感じていました。基本
的なことですが、先生方との事前打合せの時
に、授業の進行内容を書面で順序立てて説明
するべきだったと思います。そして、分担を
決めて講師役の人はもちろんですがメンバー
で反復練習すべきだったと思います。ぶっつ
け本番だった感が否めません。今後は、45分
の時間内で説明する時間と作業する時間(児
童の人数にもよりますが)の配分を考えて進
めていきたいと思います。
 次に、「生ごみ堆肥化」という言葉の意味も
4年生の児童たちには分からなかったので
は・・・と思っています。「給食の残飯がどうし
て土に変っていくのか」という説明と、それが
環境にやさしい行動に結びついていることも
説明しているつもりでしたが、理解されてい
なかったようです。
 「EM使用のプール清掃」についても同様に、
発酵液を作ってプールに投入することが、ど
うして環境に良い活動なのかという説明が理
解されていなかったようです。
 私たちの環境学習支援活動は一日の授業で
は終わりません。「生ごみ堆肥化」では「土作
り」で一日、「野菜(又は植物)の植付け」で一日、
そして野菜の場合は「収穫作業」で一日、計三
日かかります。また、「EM使用のプール清掃」
では「発酵液作り」で一日、「プールに発酵液投
入」で一日、計二日かかりますので児童たちに
も先生方にも飽きられずに楽しく授業を進め
ていけるようにメンバー全員で考えていきた
いと思います
 マニュアル作りを現在作成中ですが、以上
の反省点をふまえて再度見直していきたいと
思っています。
  手作りおもちゃと環境PT  綱島 勇

 子どもから親へ・・・私たちの掲げるテー
マ「ごみの減量化と環境問題の啓発・意識の
向上を図ること」の活動の場として、家庭で
出る廃品(牛乳パック、ダンボール、古はが
き、チラシ等)のほか、印刷所の裁断端紙を
再利用した手作りおもちゃを子ども達に指導
しながら、物を大切にする気持ちを育てる手
助けをしています。その子ども達の行動を通
して、保護者の方々に私たちの活動を訴えて
います。環境学習支援においては、おもちゃ
作りを始める前に、ごみを減らすことの大切
さを話します。子ども達に興味を持ってもら
うためにも、廃品を利用したおもちゃ作りが
とっても楽しいものになるよう作品や指導法
に工夫をしています。
 今年度、環境学習支援において、一つの小
学校で担当の先生にお願いして理科室の机に
座るグループ(4人)を4〜6年生の混合チ
ームにしてもらいました。早く作り終わった
6年生の児童が隣の遅れている児童の手伝い
をしている姿が見られました。また、先生が
子ども達と一緒におもちゃ作りをして、一緒
に遊ぶ姿も微笑ましいものでした。今後、他
の小学校でもこのような方式をお願いしてい
きます。また、子ども達には出来るだけ作図
からのおもちゃ作りを指導したいと考えてい
ます。割当て時間60分(45分の学校もあ
る)内に遊ぶ時間も必要ですので、時間的に難
しい面もありますが、作図にタッチできる工
程を少しでも増やしていくように検討します。
 なお、現在は子どもを通して保護者に環境
問題を考えていただく活動を行っていますが、
直接大人に対してもおもちゃ教室の開催を増
やして私たちの活動のPRをしていくことを
考えています。
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