市民研究員 浅芽 董久 主催者の挨拶として井上哲也市長から 「地球規模の大きな環境問題が有るが、ま ず身の回りの環境を良くして行き、今の地 球を次世代に引き継ぐ役目になってほしい。 その為の実践力をこの様な発表会を通じて 養ってほしい」との話で開会しました。 司会者からは小学校16校、中学校1の 展示物が別の館に展示されており、休憩時 間に見に行ってください、との説明があり ました。 その中の小学校7校、中学校1校が本日 の発表会を盛り立ててくれました。 学習発表している時の自信に満ちた顔や 言葉の勢いが、 取り組んでき た苦労や努力 が感じられる 場面が随所に 見られました。 課題も身近 な家庭から得たアンケート調査を基に自分 たちには何ができるのかを考えた物や、日 頃何気なく見ているエコマークをテーマに した物、先生と意見のやり取りをしたテー マを全校生徒が一丸となり取り組んだ物、 ボランティアの方々の協力や他校との交流、 池や川での自然観察へと横への拡がりを体 験した事等多岐にわたっています。大人に なっても自分が動けば同調してくれる人々 がいる事や、環境への配慮の気持ちを持ち 続ける事の大切さを実践から学びとったこ と等、発表した子供たちは忘れないであろ うと確信しました。 我々の水がめである淀川の源流を夏休み に探索し、環境に無関心で有る事の反省を |
発表の中でし、今後どの様な点に力を入れ るべきかの提案が有ったりと多岐にわたっ ていました。傾向として一学年で終わるの でなくルール作り等をしたりして全学年を 上げての活動につながるテーマが多かった と思いました。 まさに、市長が冒頭の挨拶で言われた次 世代に引き継ぐ役目になれる人達と思いま した。 発表の中には、実験を動画で説明するな ど、解りやすい発表のあり方をも教えても らった気がしました。我々の活動発表への 参考とさせてもらう内容が多く有ったと思 います。 私が聴きながら思った事は、一緒に実験 したり取り組んできた過程で、先生方の協 力と指導、生徒達の熱意での共同作業は尊 敬と信頼で成り立つていることが感じられ ます。この関係からは子供たちの“いじめ” は無いであろうと思いました。 最後に環境学習で「くるくるプラザ」を 見学し、ゴミ処理に多くの人達が関わって いる事を知り自分達で出来る個人での取り 組みを考えて、キャップ800個で子供一 人の命が救われる事を知る等、子供たちが 命の大切さを学んでくれたように思います。 見学案内は子供たちにワクワクさせる仕 掛け等、関心を持ってもらえる「くるくる プラザ」になるようにならなければいけな いなと、 私はすごく 勉強させら れた一日 でした。 → P5に続く P4 3月に戻る TOPに戻る |