8月1日、小中学校教職員との交流会が開催されました。今回は教職員の皆さんと市民研究員が、“草木染め”“手作りおもちゃ” “紙すき”の3講座を体験してもらい、その後、 学校からの目線での改善点や疑問点等を討論 してもらうという形式で行ないました。以下、 各グループの記録と担当者の感想です。 “草木染め”体験グループの記録 玉ねぎの皮で草木染め体験をしましたが他 にくちなしの実、ウコン、コーヒー、紅茶、 どんぐり等を使って染めるとの事で先生方は 興味を持って聞いておられました。 学習支援時の時間配分は、環境の話を20 分、体験を15〜20分、その後授業のアン ケートや子どもたちとの交流を行なうとの事 です。 草木染め体験では私たち市民研究員も初め て体験する人が大半で、楽しみながら作って いました。 環境の話とは、たとえば「染めに使った玉 ねぎの皮は、水切りをして元と同じ重さにな ったら捨てる。草木染めしたハンカチは、洗 濯機で洗わず自分で手洗いする。そうするこ とで、環境に配慮した生活ができる。」という ような経験談を交えて話されるとのことで、 一度講座を聞いてみたいと思いました。 “手づくりおもちゃ”体験グループの記録 十字プロペラ作りを体験しました。体験時 間が20分だったので、作図してある牛乳パ ックに図柄を書いていき作成しました。 |
事前に図柄の見本を見せて頂いたので、皆 さん要領よく作られていました。その後、飛 ばしてみましたが、コツを覚えるまではうま く飛ばなかったようでした。皆さん、童心に 戻ったように楽しい体験をされたようです。 作図に関しては、いろいろ話がでました。 時間内に作図をさせるのがきびしい状況らし く、作図の時間配分が難しいと言われていま した。制作時間でも子どもによってバラつき があるときは、先生に応援していただくとか、 早くできた子が教えることもよい、という意見もありました。 また、飛ばす方法の工夫で頭を使うし、飛ばしたプロペラをキャッチする遊び等、かなり楽しめる、 という意見もありました。 “紙すき”体験グループの記録 学習支援では、最初に10分くらいパワー ポイントを使って環境の話をし、その後“紙 すき”を30分行ないます。ただ、授業前の 準備に1時間くらいかかるらしく大変だなあ と思いました。 実際、紙すきをしてみると厚さ加減を均等 にするのが意外に難しく感じました。 しかし、模様をつけていくのが楽しくて 皆さん思い思いの模様を考えて作成しておら れました。 子どもへ説明する時は、できるだけゆっく り話しカタカナはできるだけ使用しないとの 事です。子どもたちは、ひとり2〜3枚作る そうで、2枚目からは少々間違いがあっても 一人でさせているそうです。 → P5に続く P4 9月に戻る TOPに戻る |