→P2より続く 収集箱に生ごみなど投入されると折角洗って出 されている分まで汚れるため、注意願いたいとの ことだった。 こうしたこととは別に「環境コミュニケーショ ン」にも力を注いでおり、小学生を対象に食品売 り場でエコクイズをしながら「エコショッピング」 を学んで貰うことを行なっていて、2014年度は 5,164名が参加したという。これは素晴らしいこ とだと思った。 4 吹田市からの報告 資源循環室事業課信川氏 ごみの出し方の注意点と、家庭から出たごみの 処理工程についての報告だった。ペットボトルの 処理やストックヤードで一旦保管する。その後、 再生処理業者に回され、玉子パック・ボールペン・ 衣類などにリサイクルされるということだった。 5 千里リサイクルプラザ 研究所の報告 (1)エコ体験プロジェクトチーム 環境学習支援や出前講座 などで紙すきを行なっている。 紙すきの前に、資源の有効 利用が森林破壊の歯止めに 役立っている話をし啓発活動 をしていることや、ハガキの 出来るまでを発表した。 表1 各種リサイクル法の費用負担状況 リサイクル法 費用負担者 負担時期 a家電リサイクル法(平13) 購入者 後払い b食品リサイクル法(平13) メーカー 価格上乗せ c建設リサイクル法(平14) 発注者 後払い d自動車リサイクル法(平15)購入者 前払い |
(2)手作りおもちゃと環境プロジェクトチーム なぜ手作りおもちゃなのか? から始まり材料の種類を発表し、 家庭でも環境の事を考えて 貰う様に力を入れているという ところが印象的だった。 (3)市民とお店をエコでつなぐプロジェクト 市民への聞き取り調査の 内容に関する報告や、 マイバック推進運動でレジ 袋の削減を2016年度3月 までに60%までにするため に今後も容器回収リサイクル調査を継続し、 市民・お店・行政に対して報告し提案して行くとの 内容だった。 以上がこのフォーラムの内容だが、現場からの 報告で気づかされたことがたくさんあった。 事業者も平坦な道のりではなく巨費を投じて努 力していることを感じた。所長の解説にもあった が「手間暇かけてこんなことしかできないのか」 ということを、今後どう考えるか、研究・調査す る広がりが見えた(参照 表1、表2)。研究員は 新年度に向っての情報交換も出来、間違いなくレ ベルアップしたことや、より以上に課題豊富とな ったことが大きな成果と捉えた。 表2 平和堂店頭回収関連経費の内訳(月額) a8店で、回収員の人件費が150万円 b全店で、回収経費が450万円 c全店で、売却収入が100万円 d全店で、汚れたトレイなどの固形燃料化に12万円 P3 P2に戻る 4月に戻る TOPに戻る . |