地球温暖化を考える座談会 温暖化を考えようプロジェクト 大垣 市民研究ニュース20年7月号再掲載 |
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◇温暖化プロジェクトの活動の始めとして、まず6月 19日に映画「不都合な真実」を鑑賞して、今後の 取り組みを考えるために市民研究員たちの座談 会を行った。 映画内容はゴア氏が講演会の聴衆に語る場面を 記録する形になっている。前半はデータを紹介し、 後半は政治的抵抗を取り上げ、最後にやればでき るはずです皆さん! と、結んでいる。この後、 座談会の参考として、NHKの温暖化議論番組をダ イジェストして紹介した。 (内容 途上国先進国 どちらが責任? 温暖化と経済は両立できるか? 技術志向か自然志向か?) ◇座談会の内容紹介 ○最近ロシアサハリンの方から拓本のお誘いがあ ったのだか、温暖化の関係で現地に行けずキャン セルになったことがあった、ロシアの北の大地で も影響があるのかと驚いた。 ○現在日本人は大量の食料廃棄をしている。いつ までも輸入できると思ったら大間違い、あと数年 で大変な事になるかもしれない。 ○温暖化=気候変動=食料危機=(日本の自給率)で すね。 ○バイトさんから聞いた話では閉店1時間前でも 陳列のためにケーキをさらに作るのだそうですね。 (そして捨てる!) ○テレビの報道によると、南の島の国では8000万 円の風力発電設備投資で、電力会社の電力買取 で、10年で元が取れるとも、まあここは島で風が吹 きますから。 ○私は節電して回るのですが、妻が電気をつけて 回るので困っています。 ○集合住宅に住んでるので太陽光発電設備をつけ たくてもつけられないが、太陽発電設備をつけれ る所はつけ欲しいですね。 ○今後、建築される共同住宅にはできるだけ太陽 光発電設備をつけてほしいです。 |
○現状ではまだ火力電力のほうが安いので、設備を取り付けるための補助金が必要ですから。 ○「環境世界都市宣言」をしている吹田市長さんに、共同住宅の太陽光発電設備の補助をする事を考えていただきたいものですね。 ○「アジェンダ21」や「環境会議」のグループ の方々など、あちこちで取り組みをされているが、 まとめるとか、横の連絡をするとあったらいいの に。 ○近場はもっぱら歩き、公共機関と使って、不便 の場所にはハイブリット車を実際に使っています。 ○現役の営業の時は一人一台車を持たして「さぁ 営業に行け」とやっていたのですが、最近はなる べく「歩け」とやっています。環境意識もさるこ とながら、ガソリン車代などのコスト要因もあり ます。 ○現役の時はどうしてもイケイケの姿勢なのです が、こうして現役引退し環境に関わるようになる と考えるようになりますね。 ○番組であったように「必要な経済と必要でない 経済」の見極め線引きが必要でしょうね。 ○やはり社会を動かす主人公は30〜40才代の方 なので、この世代の方にこういう市民研究などに 入ってもらってそういう環境意識を企業内活動に 反映してもらいたいものです。 ◇温暖化は市民には大きすぎる話ではあるが、 遠い地域での出来事でも気候に関係する事から、 私たちにとって身近な変動としてとらえ日々の行 動を考えなければならない時代になっている。温 暖化プロジェクトとしては今後も取り組みを継続して いきたい。 |
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