私の願い。⇒「北工場に電気自動車の高速充電スタンドの設置を!」 − ごみで発電した電気を電気自動車に − エコ体験PC 金子幸平 市民研究ニュース再掲載 H21年9月号0909 |
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100年に有るか無いかの経済危機の克服と、さらには地球温暖化防止対策を組み合わせた
"グリーン家電エコポイント制度"や"エコカー減税制度とエコカー購入補助金制度"などの政府の取り組みが最近騒がれています。これらの政策の取り組みによって省エネ家電の売れ行きが好調だとか、ハイブリッド車の売れ行きが好調だとか報じられています。 さらに、某自動車メーカが電気自動車を発売し、本格的に量産を始めると報じられています。電気自動車が効率的に二酸化炭素CO2を排出しないかどうかは別にして、この電気自動車自体は "二酸化炭素CO2" と "有害な排気ガス(二酸化窒素やベンゼンなど)" を全く排出しないので、電気自動車は温暖化防止に、さらには空気を汚さないことに貢献します。 現在考えられている電気自動車は、ハイブリッド車のように走行中に発電して電気を蓄えることが出来ないため、一回のフル充電で航続距離が160km程度しか走れないので、ガソリンスタンドのように電気を充電するスタンドの設備・給電ステーションが全国各地に設置されなければなりません。 実際問題として、もし、私が電気自動車に乗換えたとしたら、一戸建ての住宅の場合は自分の家の夜間電気を電気自動車に充電することが出来ますが、集合住宅に暮らしている私にとって、自分の家の電気を車に充電することは出来にくいので、近くの給電ステーションのお世話になることになるでしょう。 そこで、提案です。それは、ごみ焼却工場でごみを燃やして発電した電気を電気自動車に販売してほしいということです。政府は高速充電スタンドを設置するための補助金を出すと言っているようです。 現在、万博公園横の吹田市の新ごみ焼却施設が急ピッチで建設されています。ごみ焼却工場の付属発電設備は現在稼動している工場の発電設備より数倍も大きいと聞いています。その上、北工場は中央環状道路に面しているので電気自動車の給電ステーションを設置する条件は整っています。 |
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願わくは、吹田市は将来の自動車の有り様を先取りして、電気自動車のための高速充電ステーションを北工場の敷地の一部を割いてでも建設していただきたいものです。 私の願いは、 「ごみで発電した地球にやさしい電気を電気自動車に給電する」 です。 この事業の受け皿をどのようにするのかは幾多の問題があろうかと思いますが、地球環境を守ることが第一としている吹田市にとって、吹田市の取り組みとして最もふさわしいことではないでしょうか。 《備考》日本経済新聞の記事(2009年7月24日付) 三菱自動車と富士重工業は、7月23日、電気自動車の新型車を発売した。それぞれ蓄電容量が大きい高性能リチュウムイオン電池を搭載し、長距離走行が可能。実用性を高めた新型で、本格量販は世界初だ。2009年度は両社とも法人向けが中心だが、三菱自動車は10年度から個人向けにも販売を始める計画。新たな環境車として普及を目指す。 三菱自動車は、東京電力などの電力会社や日本郵政グループ、神奈川県庁向けに、49台の電気自動車を納車した。09年度は1400台、10年度は個人向けもあわせて5000台を国内で販売する計画だ。(その後、日産も発売予定との報道) P2 温暖化に戻る ☆HP設定、印刷時 A4 余白3mm |